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♪でっき~るか~な~♪ [政治]

二日続けて政治ネタいきます。でも今日は、100%国内ネタです。
それでは始まり始まり~。

今日4日は、宮内庁御用始めの日です。従いまして、各省庁とも今日から仕事始めでした。
そうじゃなかったのは、警察や消防など年中無休で仕事をしている所くらいです。
ということで、安部晋三内閣総理大臣も今日から仕事始めでした。

この安部首相、午前中首相官邸で行った年頭の記者会見をしました。
その記者会見の中で、憲法改正問題にも触れ、
“私の内閣で憲法改正を目指すということを当然、参院選でも訴えていきたい”
と、述べたそうです。

でも安部内閣ですけれど、参院選まで保ちますかね?
あたくし、
この人が首相に就任する前からさんざん短命政権になるだろうって書いてきましたけれど、
年末に起こったゴタゴタでこりゃ春まで保つかしらっていう気になってきました。

就任して3ヶ月足らずで、政府の税制会長と国務大臣の2人が辞任すればねぇ。
まして理由が、女性問題と虚偽記載の問題で辞任ですから……。
当然野党側は、今月から始まる通常国会でこれらの問題に対して
任命権者である安部首相の責任問題を追及するでしょうね。
でも内心今年で改選になる参議院のセンセイ方は、
そんなことよりも自分の選挙のことで頭がいっぱいだと思いますよ。
まして最大野党の民主党は、
夏の参院選に向けてでしょうかおエラ方3人が出演したCMを早々とやってますよね。

そこらあたりの話しは、ちょっと置いておいて憲法改正の話しに戻します。
首相は、憲法を改正と言っていますけれど、
今日の会見時に“新しい時代にふさわしい憲法を作っていくという意思”
ということを仰っているので改正というより、自主憲法の制定という感じですかね。
自民党内でも憲法草案は出来ているようですし。

でもね、日本国憲法を改正する道のりは、非常に長いですよ。
確かに憲法第96条第1項に改正の手続きについて書いてあります。
まず第1段階として、衆参両議院全員のうち3分の2以上の賛成が必要となります。
ここで国会の賛成が得られたからといって改正はまだ出来ません。
その前に、国会の賛成を得ることが難しいでしょうね。
仮に得られたとしましょう。そうすると、第2段階として、
日本国民の意志を問う国民投票の結果、過半数の賛成が得られれば、
天皇陛下が国民の名において憲法を公布します。

憲法改正の第一段階は、通常の法案同様の手続きをするのでしょう。
ただし違うのは、両議院の総議員の3分の2以上ということなので、
欠席したり棄権をした議員や議長の票の扱いが難しそうですね。

もっと難しいのが第二段階の国民投票の件ですよ。
だって、60年前に憲法を制定したときに“特別の国民投票”なんて規定しておきながら、
その肝心の憲法改正のための国民投票法がないんですから。
首相は、通常国会の会期中に国民投票法案を成立させたい考えのようですが、
始めの方にも書いた野党の攻撃でなかなか審議が進まないような気がします。
かといって、強行採決をやって強引に成立させた場合には、
態度を硬化させて参議院での審議が遅々として進まず時間切れなんてことになりかねません。
さらに野党は、強行採決の件を参院選での与党への攻撃材料に使うでしょうね。

話しを少しだけ戻しますね。
通常国会で成立を目指す“国民投票法”ですけれど、
やっぱり公職選挙法の適用外とするんですかね?それとも、例外として適用させるんですかね?
それこそ公選法を適用せずにすると、とんでもない選挙になると思うんですよ。
公選法を適用する選挙だって色々あるのに、適用しないとなると……。おお~こわ。

その前に総理、4月の統一地方選やこれの前哨戦で自民党が敗れるようなことがあった場合、
あなたは、参院選まで保たないですよ。
つまり、参院選での自民党の公約として、
憲法改正を入れるどころの話しじゃなくなってくるわけですよ。
そういうことをいう前に、まずは、統一地方選で自民党が勝つことでしょうね。

といったところで、今日は終わり。また、あした。


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