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JAL国内線も3クラス制へ [乗り物]

日本航空が来年度から国内線にもファーストクラスを導入し、
3クラス制へとする方針が判明しました。

ただし、JALが運行する全機種・全路線ではなく、
羽田と伊丹・札幌・福岡とを結ぶ路線に使用される機材に導入されるそうです。
ということは、導入が予定される機材は、747ジャンボと777ですかね。
777は、間違いないと思います。だって、伊丹空港へはジャンボは就航禁止ですから。

そもそもなぜ今さらスーパーシート(ファーストクラス)を復活させるかというとですね、
ライバルANAに利益率の高いビジネス客を奪われる傾向が続いているために、
スーパーシートを再び設けて業績の回復につなげたいそうです。
詳細は、来月発表される中期経営計画の中に国内線の目玉として盛り込まれているそうです。

4月以降に復活するJALのスーパーシートですけれど、
ANAが普通運賃に追加して3~5000円程度で提供しているのに対し、
JALは、それを上回る料金を設定するそうです。でも、せいぜい1万円以下だと思いますよ。

スーパーシートは1機あたり10席程度に限定し、
“国内線では最上級のサービスや設備を提供する”予定だそうです。
ということはですよ、前方2列ないしは3列に1人がけのシートでも設置するんですかね?
ただし、いま国際線のビジネスクラスやファーストクラスで主流となっている
フルフラットシートの導入はないと思います。
だって、そんなシートを設置しても飛行時間が短すぎて寝てる暇なんかありません。
それに、フルフラットシートを設置しようとすると1席あたりの座席の間隔が2m近く必要になります。

だからそんなにスーパーシートに場所をとってしまったら、
エコノミーやクラスJを大幅に削る羽目になってしまいます。
エコノミーはあれですけれどクラスJは、搭乗率が良い(国内線の稼ぎ頭?)のに、
いくら単価の高いスーパーシートを設置して業績回復を目指したところで、
全体の搭乗率が下がってしまっては元も子もありません。
なので、ファーストクラス並のシートを設置するとはいっても、
せいぜい1世代前のビジネスクラスのシートより
気持ち大きめのものを設置する程度だと思うんですよ。
もちろん、前後の間隔は1m近くとると思いますよ。

それで、JALの新しいスーパーシートですけれど、
当然、空港のラウンジが使えたりまともな機内食が提供されるんでしょうね。
ANAよりも高いスーパーシート料金を取るとのことですから。
それに、ただ座席が広いだけというのであれば、ファーストクラスなんて名乗れないですよね。
座席だけ広いんだったら、“スーパーシート”ではなく、“スーパークラスJ”ですよ。
上の方でも少し触れましたけれど、クラスJは、ファーストクラス設置機材でも存続するそうです。

それで、ファーストクラスがいざ設置されたとして、
ANAのスーパーシートプレミアムと同じ程度の座席だったとしたら、
ANAにとられたビジネス客を奪い返すことは難しいと思います。
同程度でさらに高い料金を取られるのであれば、わざわざJALの方へは戻ってこないと思います。

でも、日本航空のスーパーシート興味はあります。“ファーストクラス”って名乗るくらいですからね。
それに、前からボクは書いていたじゃないですか。
国内線でも長距離路線には、クラスJの他にスーパーシートを設置せよってね。

といったところで、今日は終わり。また、あした。


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