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なんで、そこに降りるかな? [事件・事故]

今日午後0時15分頃、秋田空港で大韓航空機が滑走路ではなく、
滑走路右の誘導路へ間違って着陸してしまうという事故がありました。
さいわい、けが人も航空機の損傷もありませんでした。

しかし、なんで誘導路へ着陸してしまったんですかね?
秋田空港へは、大韓航空が週3便就航しているのでまったく知らない空港ではないはずです。
ましてこの時の天候は、小雨が降ってはいたものの霧はかかっていなかったそうです。
だから余計に、なぜ?と思ってしまいます。
ちなみにこの誤着陸した飛行機ですが、折り返しの仁川行きは欠航となりました。
なので、今も秋田空港に駐機されています。

大体、滑走路と誘導路を間違えるというのが信じられません。
滑走路の端には、2桁の数字が書いてありますし、幅も全然違います。
でもパイロットは、
“やけに幅の狭い滑走路だな。それにしても、誘導路の方が滑走路みたいだな”
とでも思ったんですかね。

でも、誘導路上に飛行機がいなかったのが幸いでしたね。
万が一飛行機がいたとしたら、とんでもない大事故になっていたところでしたね。
だって、着陸する飛行機って300キロ近いスピードで降りてくるんですよ。
そんなものがぶつかってきたとしたら……。

こういう事態もあり得るので、国交省航空・鉄道事故調査委員会は、
“重大インシデント”に該当するとして、調査官2人を派遣し調査に乗り出したそうです。
誤着陸といえば、
工事で閉鎖中だった羽田空港の滑走路に日航機が着陸したという事故がありましたね。
この場合は、パイロットのミスではなく管制官のミスだったんですが。
昨日、JALのことを書いたので思い出してしまいました。
ただし、羽田での誤着陸もそうですが、
滑走路への誤着陸は今までも起きたことがあるそうなんですが、
さすがに誘導路への誤着陸という事故は国内では初めてだったそうです。

これは余談なんですが、
この誤着陸を起こしたKE769便は、秋田空港の到着便案内では、
定刻通り何のトラブルも起こさなかったように到着したことになっています。

でも、この時秋田空港の送迎デッキにいた人や管制塔にいた管制官は肝を冷やしたことでしょう。
だって、飛行機が誘導路に向かって着陸してくるんですからね。
でも一番肝を冷やしたのは、コックピットのパイロット2人でしょうね。
肝を冷やしたというか、“やべ、誘導路に降りちゃったよ”って思ったんでしょうか。

この間、インドネシアで同型機(タイプは違いますけれど、どちらも737型機です)が
墜落事故を起こしたばっかりなのでやっぱりドキってしますよね。
ボクも割と飛行機に乗る方なので、パイロットにには是非安全運行に心がけて欲しいものです。

といったところで、今日は終わり。また、あした。


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