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そんなに長い間…… [乗り物]

今日岐阜県の高山本線打保(うつぼ)駅で、
2年前の台風23号の影響によって駅構内に取り残されていた列車が
なんと、2年4ヶ月ぶりに救出されました。

救出とはいっても、列車が土砂に埋もれていたとかそういうことではありません。
高山本線が同じ岐阜県の角川駅と富山県の猪谷駅間で不通になっているので、
高山方面への富山方面へも行けずに列車が動けずにいたんですが、
打保駅から岐阜寄りの区間が先月、線路の復旧が終わったので
列車を動かせるようになったので、救出という表現をしました。

しかし、2年4ヶ月。長いですね。
この間、当然のことながら時々エンジンをかけて駅構内を動かしていたのでしょうね。
でないと、自動車同様エンジンがイカれてしまって
自力で動くことが出来なくなっちゃいますからね。
そうそう、高山本線は、全線非電化なのでディーゼルカーです。

この救出されたディーゼルカーは、点検のため名古屋市内にある
JR東海の工場で点検を受けるそうです。その後、戦列に復帰するのでしょう。
高山本線の不通区間の復旧工事自体は、7割程度終わっているそうですが、
全線開通は、まだ先で今のところ今年秋の予定だそうです。

ボクも高山本線には、2、3回乗った(高山へ行きました)ことがありますけど、
高山“本線”とはいうものの山の中を走るローカル線です。
実際、JR側も同じ本線とつく東海道本線は“幹線”の扱いですが、
高山本線は、“地方交通線”というローカル線の扱いをしています。
おまけに、単線なので名古屋からの特急列車が
停車駅でもない無人駅で普通列車との行き違いのために停まるんですから。

でも、車窓の風景はとっても良いですよ。
飛騨川沿いを走っているので心癒される風景です。
それに特急列車は、
“ワイドビュー ひだ号”といって全席ハイデッカー構造で窓も大きくとっています。
国鉄時代は、あんまり良い車両を使っていませんでしたけれど、
JRになってからは、快適でキレイな車両になりました。

話しを、列車から高山本線へと戻します。
高山本線は、上にも書いたとおり山の中を走っているので、
どうしても落石の危険性があります。
なので、可能性があるそうな箇所には予め“落石警報装置”が設置されているのですが、
これのせいでちょっとひどい目に遭いました。
高山からの帰りにこの装置のお陰で少々足止めを食いました。
実際には、落石をしてなくて装置の誤作動だったのですが、
途中の下呂駅で1時間ばかり止まっていました。

その時は、東京へは戻らず名古屋で降りる予定だったので
少々遅れても何ら問題はなかったのですが、
名古屋から新幹線へ乗り継いで東京や大阪へ向かう人たちへの対応で
車掌さんが苦慮していたことを覚えています。

そういえば、高山へもここ何年か行ってないな。
高山といえば、春と秋のお祭りと朝市が有名なんですね。
実際にお祭りの時に使う屋台(山車)を展示しているのは、“高山屋台会館”なんですが、
個人的には、ホテルアソシアの近くの“まつりの森”の方がオススメです。
どちらも、迫力満点ですよ。
あと、高山の陣屋近くで売っているみたらし団子も美味しいですよ。

春の高山祭が、今年も4月14・15日で行われます。
興味のある方は、春の高山を訪れてみるのはどうですか?
東京の方だったら、新宿から高速バスも出ています。
バスはちょっとという人は、新幹線と“ワイドビュー ひだ号”でどうぞ。
所要時間は、バスで5時間半。列車で、4時間半くらいです。

といったところで、今日は終わり。また、あした。


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