いわゆる、大人の事情ってやつですか? [トホホ]
海外旅行へ行く時ってやっぱり、飛行機で行きますよね。
確かに韓国の釜山や上海などへは、定期船が就航しているので船で行く人もいるでしょうが、
ほとんどの場合飛行機ですよね。
その国際線での楽しみのひとつに、機内で上映される映画がありますよね。
機内食やお酒という人もいるかと思いますが、そういう人はそのままの食事を続けていてください。
今は、ほとんどの長距離線の充当される飛行機では、
エコノミークラスのシートでも乗客一人一人にパーソナルTVがついているので、
好きなときに映画が楽しめるようになってます。
アジアなど近隣諸国へ向かう便も、飛行機によっては装備されている場合もあります。
その機内で上映される映画にも、大人の事情があるというお話を今日はしたいと思います。
大人の事情とはいっても、決してイヤらしい話しではありません。
ロンドン ヒースロー空港をベースとし、
世界75カ国159都市に就航している英国航空の機内で上映される“007/カジノ・ロワイヤル”から、
イギリス国内のライバル航空会社であるヴァージンアトランティック航空の会長が出演している場面を
カットして上映をすると同社の広報から発表があったそうです。
ちなみにヴァージンアトランティック航空の会長が出演しているシーンは、
マイアミ空港で荷物を金属探知機にくぐらせているわずか数秒だけなんですって。
さらに、ヴァージン航空の尾翼が写っているシーンもカットして上映するそうです。
何でこのヴァージン航空会長が“007”に出演(ワンカットですが)したかというと、
ヴァージン航空からロケ地移動用のジェット機を用意してもらったことから出演が決まったそうです。
いわゆる、タイアップっていうやつですね。
ちなみに1作品前の、“ダイ・アナザー・デイ”の時は、英国航空がタイアップをしていたそうです。
自社の飛行機が写っているシーンをカットされたことについて、ヴァージン航空の広報は、
“BA(英国航空)がフィーチャーされた“007/ダイ・アナザー・デイ”の時、
われわれは映画に一切の変更を加えていない”との声明を出したそうです。
こういったコメントを見る限り、
英国航空が後発のヴァージン航空の影におびえているのかしらという気がします。
やっぱり、あとから出来た航空会社の存在って恐いんでしょうね。
まして、サービスがいいとなればなおさらですよね。
ちなみに、日本の場合、
4つの新規航空会社(エアドゥ・スカイネットアジア・スカイマーク・スターフライヤー)は、
スカイマークをのぞいてANAと提携をしています。
なので、既存のJAL・ANAともに新規航空会社は恐くないと思っているのでしょう。
まして、国際線への就航もしていませんしね。
ただしスターフライヤーは、将来的に北九州から上海へと就航させるみたいですけど。
といったところで、今日は終わり。また、あした。
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