どこにでもいるのね

中国政府は、四川省で起きた大地震による死者は、

推計５万人を超えると発表をしたそうです。

この地震のエネルギーは、阪神大震災のマグニチュード７．３を上回る

マグニチュード７．８です。

数字の上では、わずか０．５しか差がありませんけど、

そのパワーの差は、３０倍ですって。

神戸の地震もとんでもないって思ったんですけど、その３０倍の大地震ですから。

何とも言えないですよね。

 

それでですね、この地震で火事場泥棒じゃないですけど、

悪いやつが動き出したそうですよ。

 

どんな悪い奴らかというとですね、詐欺師です。

その手口は、被災者を装って、

“お父さん、お母さん、地震で入院した。医療費が緊急に必要だから送って”と、

金額と銀行口座を指定したメッセージを携帯電話で送ったり、

寄付を呼び掛ける偽のウェブサイトを立ち上げたりするというものですって。

 

典型的な手口ではあるんですけど、中国の公安省も、何の対策も取っていないわけではなく、

寄付は公的機関を通じて行うよう警告を発すると同時に、

地震を利用したこうした詐欺が今後も発生する可能性があるとみて、

各地の公安当局に取り締まりの徹底を指示したそうです。

ちなみにもう既に、詐欺をおこなっていた数人を摘発したそうです。

 

しかし、世界中どこへ行っても悪いやつは同じようなことを考えるんですねぇ。

日本の振り込め詐欺もそうですけど、

肉親が窮地に陥っているのを助けようとする親心に付け入るという

人として一番やってはいけない詐欺ですよね。 

 

タレントのＴ田Ｊ次さんもよく、

“心がない”なんて言われていますけど、あの人のは芸風ですからね。

あのおじさんは、絶対にこういったことはしませんよね。

 

寄付金詐欺といえば、日本でもありましたよね。

街角で募金を募ったものの、それをポッポしちゃって、

詐欺だか横領だかで捕まったヤツがいましたよね。

 

街角で募金を募っている人たちがみんなそうだとは言いませんけど、

こういった被災地への寄付や募金は、

赤十字みたいにちゃんとした機関を通じて行うのがベターだと思いますよ。

だって、せっかくの善意がポッポされたら堪らないじゃないですか。ねぇ。

 

といったところで、今日は終わり。また、あした。