一歩間違えば大事故だぜ

今日東京地方で、初降雪がありました。

あくまでも“初雪”ではなく、“初降雪”です。

というのも、初雪は既に観測をしていたんですが、

その時観測されたのは雪というよりも霙だったんですね。

雪まじりであったので、初雪としたそうです。

 

でも今日は、降り始めこそ雨だったのが、

次第にみぞれになり、ついに雪となったわけです。

もう明後日は、３月ですよ。３月を目前にして初降雪って……。

やっぱり、暖冬なんですかねぇ。

 

あたしゃ昨日、来週はもう３月だしと思って、

ダウンジャケットを洗濯屋に出しちゃいましたよ。

３月に入ってからにすれば良かったって、今日ちょっとだけ後悔しました(-_-;)

 

そんな東京で初降雪を観測した今日、

三重県内を走る近鉄大阪線で脱線事故がありました。

幸い死傷者は出なかったそうですが、

復旧に時間がかかり、同線は、一部区間で終日運休を余儀なくされています。

 

事故が起きたのは、下り一番電車でした。

朝５時半という事もあって、乗客は９人。

運転士と車掌を含めても１１人が事故を起こした電車に乗っていました。

 

現場付近では今日未明に、架線の補修工事を実施していたんですね。

そして工事が終わり、始発が来る前に撤収をしたんですが、

器具の線路に忘れものをしてしまったそうです。

コレが脱線事故の原因のようです。 

 

始業前の点呼で事故現場は、未明に工事をやっていた旨を言われていたんでしょう。 

運転士はレールに連結器具がついたままになっていることに気付き、

ブレーキをかけたが間に合わず脱線をしてしまったそうです。

 

もしも、ノーブレーキで現場を通過したとしたら……。 

だって現場は、保線基地への引き込み線が本線とつながる部分なんですね。

そして列車は引き込み線側に進入して２両とも脱線してしまい、

前の車両は線路脇の鉄柱に衝突した後、右に傾いた状態で停止したとのことですから。

いくらお客が少なかったとはいえ、大事故は免れませんね。

そして、もしも事故車が、始発の各駅停車ではなく、特急電車だったとしたら……。

 

こうしたちょっとしたミスが、大事故につながるんですよね。

もちろんうっかりミス（過失）だと思いますけれど、

先日も中央線で線路内に自転車を置くような不届き者がいました。

こっちのケースは、故意なので、犯人は厳重に処罰されます。最高２０年の懲役です。

もしも、列車が転覆をしようものなら無期懲役。

さらに、死者が出ると選択肢は無期か死刑のみです。

 

本人は、イタズラのつもりで置いたのでしょうが、

列車往来危険罪は、とっても重い罪になります。本当に最悪、極刑もあり得ます。

なので、線路に置き石なんかは絶対にしないで下さい。

当然刑事罰だけではなく、民事でも莫大な額の損害賠償を請求されます。

本人だけではなく、家族にも多大な迷惑をかけます。 

 

といったところで、今日は終わり。また、あした。