ついに、上陸しちゃったのね

尖閣諸島の南小島という島に、石垣市議が上陸したそうです。

ついにというか、早まったというべきか、

言葉が上手く見つかりませんが官邸サイドの慌てぶりだけは想像できます。

でも、北方四島・竹島などと同じく尖閣諸島も我が国固有の領土なわけですから、

日本人が無人島に上陸しただけとも言えます。

 

そもそも中国・台湾共に尖閣諸島そのものには、一切の興味がないわけですよ。

ただ尖閣諸島を領有することが出来れば、

同諸島の地下に眠る天然ガスなどの地下資源が獲得できるからです。

 

ていうかそもそも中国が尖閣領有を主張しているわけは、

台湾が領有権を主張しているからでしょ。

だって中華人民共和国の立場としては、

台湾は、オレんちのものだということになっています。

だから尖閣諸島は、中国のものだと言っているだけです。

 

日本という島国に住んでいると、

領土問題なんて身近な問題ではありませんよね。

ただ、韓国とは、竹島。ロシアとは、北方四島。中国・台湾とは、尖閣諸島。

意外と日本って領土問題が多いんですよね。

 

あと南樺太と千島列島の帰属問題もありますよね。

世界地図を見て貰えばわかりますけど、

サハリン南端と宗谷岬との間に国境線が引かれています。

さらに、サハリンの真ん中らへんにも国境線が引かれています。

だからロシアが正式に領有しているのは、

北樺太だけなんですよ。

南半分は、ロシアが実効支配をしているだけで厳密にいえば

日本領でもなければロシア領でもない地域です。

 

択捉島以北の千島列島だってそうですよ。

択捉島とウルップ島との間に国境線が引かれ、

千島列島最北端のシュムシュ島とカムチャツカ半島との間にも国境線が引かれています。

ただ歯舞・色丹・国後・択捉の北方四島を含む千島列島全てを

ロシアが実効支配をしているので北方四島以外の島は、

ロシア領という事になっています。

 

でも、北方四島は、

我が国固有の領土なのでパスポートを持ってこれらの島に上陸をすると、

外務省から非常に厳しいお叱りを受けます。

だって、そんなことをするとロシア領であることを認めるようなものですからね。

 

といったところで、今日は終わり。また、あした。