最近精度が落ちたとはいえ、3秒遅れって結構デカイよ [テレビ]
4月から輸入小麦の政府引き渡し価格が国際価格の高騰で、
一気に18%も引き上げられたじゃないですか。
そのあおりを受けて、日清製粉グループはの日清フーズが取り扱う
家庭用小麦粉や業務用パスタなどを7月1日出荷分から値上げすると発表したそうです。
ちなみに値上げ率ですけど、家庭用の小麦粉で3~5%。
天ぷら粉やホットケーキミックスなどの加工品は、
値上げ率に幅があって2~12%。
国産パスタについても、原料のデュラム小麦が高騰しているため5~7%値上げするんですって。
当然家庭用の小麦粉が値上げされれば、
業務用のだって値上げに踏み切りますよね。当たり前ですよ。
値上げ幅ですけど業務用の加工品が5~12%、
国産パスタが8~12%と家庭用のものよりやや値上げ幅が大きくなっています。
さらに業務用の小麦粉に至っては、
同じグループ会社の日清製粉が既に6月20日の出荷分から
25キログラム当たり125~330円値上げすることを発表しているそうです。
日清製粉グループによると
“価格変動は企業努力だけでは吸収できなくなった”とのことです。
でもパンなどの原料となる小麦粉が値上げされるということは、
食パンやお菓子なども当然値上げされますよね。
たしか、山崎製パンが値上げを発表していますから、
同業他社もそれに追随をすること間違いナシです!!
小麦がなければ、お米を食べれば良いのに
ところで、総務省が、地震の大きな揺れを事前に知らせる“緊急地震速報”を
迅速化するように地方の民放テレビ局などに要請していることが分かったそうです。
アナログ放送では、
リアルタイムに速報が出るんですけどデジタル放送の場合3秒遅れでの表示になるんですよ。
これは、緊急地震速報に限ったことではないんですね。
地デジって、映像がキレイだし、音声もクリアでしょ。
その分データー量が大きいもんですから、
放送局が画像や音声などのデータを圧縮して送り出しているんですね。
それを各テレビが内部でデータを復元してから映し出しているので、
最大3秒程度遅れてしまうんですね。
だから地デジが始まってから、
NHKが時報をやめたらしいんです。
だって、アナログでは時報が合ってても地デジでは……。
でも通常の放送で3秒くらい遅れたってどうってことありませんけど、
地震の大きな揺れを事前に知らせる(最近精度が落ちてますが(T_T))のが目的の
緊急地震速報ではそれが致命傷になりかねません。
だって、3秒ってほんの僅かな時間ですけど、
速報が出たときにはもう既に揺れているということがあり得ますからね。
それは拙いので、
NHKや在京キー局と在阪キー局の大半が地図などを伴う現行の緊急地震速報の前に
地デジのテレビ画面に文字だけをとりあえず表示するようにしたんですって。
この方式って“文字スーパー方式”といってニュース速報のテロップと似ているんですけど、
データを圧縮しないのでタイムラグがないそうです。
ただ地方局では、
文字スーパー方式を導入しているところがないんですって。
総務省としては、全国のテレビ局に導入をさせたいんでしょうけど、
各局が地デジの準備でそれどころじゃないんでしょうね。
何とかならんもんかねぇ~。
といったところで、今日は終わり。また、あした。
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