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イタズラもほどほどにね [トホホ]

ベルギーで公共放送局がやったイタズラがかなりの波紋を広げています。

イタズラの内容なんですけれど、
13日夜(現地時間)のドキュメント番組の放送直後に速報の形で、
“北部フラマン地域がベルギーからの独立を宣言した”という臨時ニュースを報じたそうです。
この臨時ニュースは、イタズラなので当然架空のものです。

このイタズラの手の込んでいるところは、
突然できた“国境”に路面電車が阻まれたという風景を“生中継”したり、
また本物の政治家を相手に独立宣言に賛成あるいは反対のインタビューまで行ったそうです。
まったく手が込んでいます。

NTV系列で月曜日の夜8時から放送されている、
“世界まる見えテレビ特捜部”でも世界中の手の込んだイタズラ番組をやっていますが、
ここまで手の込んだイタズラは見たことがありません。

でもね、今回のイタズラちょっとシャレになっていないところがあるんですよ。
ボクは知らなかったんですが、
ベルギーって北部オランダ語地域と南部フランス語地域の仲が悪そうなんですね。
まして実際に独立を目指す動きもあるそうです。
こういう背景があるもんだから、約2600件の問い合わせが放送局に殺到したり、
真実と信じてショックを受ける視聴者も相次いだそうです。

ちなみに、カナダのケベック州やチベットの独立運動などは有名ですよね。
でもベルギーまでとは知りませんでした。
カナダのケベック州は、少し前に独立の是非を問う何度か目の住民投票が行われましたね。
結果は、僅差でカナダに残る派が勝ちましたが、次に選挙をやったらわからないですね。

テレビ局のやったイタズラで大騒ぎになったものといえば、
“電波少年”でやった“カッパ騒動”ですか?
最初は、天下(?)の“東京スポーツ”が1面トップで報じたわけだったんですが、
この段階で済んでいれば、
“また東スポか。本当にこういうの好きだねぇ”で終わっていたんですが、
この事を真に受けた全国紙が社会面で報じたために大騒動になってしまいましたね。
築地に本社のある新聞社よ、東スポの記事を真に受けるな!

ところで、独立運動って日本ではまず起こりえないですね。
だってこの国は、単一民族・同一言語の世にも珍しい国ですから。

といったところで、今日は終わり。また、あした。


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