サンマは、目黒に限る [食べ物]
今日のタイトルは、言わずと知れた“目黒のさんま”のオチですね。
その目黒で、明日9日と再来週の16日に“目黒のサンマ祭り”が開催されます。
なんで2週に渡って開催されるかというとですね、
目黒区と品川区が“本家はこちら”“いや、そんなことはない”と張り合っているからなんです。
でも、張り合っている割には、同日開催を避けているんですよね。
そこは、ほら、大人ですから。ちゃんと考えてはいるんでしょう。
イベントの内容ですが、焼きたてのサンマを振る舞ったり、
落語“目黒のさんま”を落語家さんが演ったりとどちらも同じような感じです。
毎年のことではあるんですが、張り合っています。
最初に開催されたのは、どちらも平成8年なんですね。つまり、今年で12回目。
ただ、目黒区の“さんま祭り”は、
“目黒のSUNまつり”というイベントの一環で行われるんですが、
“SUNまつり”は、今年で31回目なんですって。なので、やっぱ目黒区が本家ですかね?
そもそもなんで張り合っているかというとですね、
目黒駅の住所が目黒区ではなく品川区にあるからなんですよ。
ちなみに、品川駅は、港区が所在地です。品川区にある品川駅は、京浜急行の北品川駅です。
話が逸れてしまいましたが、ともかく張り合っているんです。
明日開催される、品川区の“さんま祭り”は、目黒駅東口の駅前商店街で行われるんですが、
さんまは、岩手県宮古市で揚がった物が振る舞われるそうです。
付け合わせの柑橘類は、大分のかぼすが使われるそうです。
目黒区の“さんま祭り”は、目黒駅西口近くの区立公園で行われるそうです。
こちらは、宮城県の気仙沼産のさんまが振る舞われるそうです。
また、徳島産のスダチが付け合わせとして用いられるそうです。
ともかくですよ、秋の味覚さんまが宮古・気仙沼という一大水揚げ地から直送されて、
地域の活性化に繋がるわけですから良い事じゃないですかねぇ。
ちなみに、あたくしは、さんまより、秋サバの方に食指を動かされますけど、
東京近郊で、秋サバ祭りなんてやってないですかねぇ。
でも、さんまもサバも庶民の味方。大衆魚です。
本当は、コレにイワシを加えて、3大大衆魚と言いたいところなんですが、
最近のイワシはお値段的に大衆魚と言うには高すぎるように感じるので外しました。
あっ、サバも一部では超高級魚になるんでしたね。
大分県の美保関漁港で揚がった、“関サバ”こいつだけは、庶民の敵(垂涎の的?)です。
ともかくサバは、塩焼きに限る。
目黒のさんま風に落としてみましたが、オチて無いですかねぇ。
ともかく、明日9日と再来週16日日は、目黒のさんま祭りが目黒で開かれます。
お時間のある方は、訪れてみては如何ですか?
といったところで、今日は終わり。また、あした。
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