SSブログ

早くで出たくないのかな [法律]

青森県の青森刑務所で、わざと規律違反を犯す受刑者が急増しているそうです。

わざわざ、仮釈放が貰えるのが遅くなるのがわかっていながら犯すのもおかしな話しですよね。

ただ、この傾向は全国的なものなんですって。

 

なぜ、わざわざ違反を犯すかというとですね、独居房に入りたいからなんですって。

なんでも、雑居房等での人間関係に煩わしさを感じるかららしいです。

それで、ある日“作業がしたくない”と急に言い出して、

作業を拒否し懲罰として雑居房から独居房へと入りたがるそうなんですって。

 

ただ、懲罰房はイヤなんでしょうね。話しによると、拘束具を付けられるそうです。

だから、作業拒否をして独居房へ懲罰として行く程度であれば、

仮釈放が貰えなくても我慢出来るみたいです。

 

でもあまりにも独居房へ入りたがる人が多いもんですから、

青森刑務所では独居房が足りなくなってしまったそうです。

なので、簡易式のベッドを入れて2人を収容するようにしているんですって。

まあ、お上の方理由があって雑居房へ収容せず独居房へ入れている受刑者ではなくて、

あくまでも、懲罰として独居房へ入れているわけですから文句は出ないでしょう。

もっとも、文句を言ったところで仕方がないことですけど。

 

そもそも、独居房って収容人員は1人ですから、4畳はないですよね。

そこに、大の大人が2人も入れられるわけですから、

いくら自ら懲罰を受けて入っているとはいえ、息苦しいんじゃないですかねぇ。

 

ただ、雑居房でも過剰収容が結構あるそうなんですって。

日本全国の刑務所の収容率は、7月末現在で103.7%と100%を越えているんですね。

この数値は、あくまでも日本にある全ての刑務所の平均値なので、

当然100%に満たない刑務所もあるでしょうし、平均値を大きく上回っているところもあるでしょう。

ただ、6人収容の雑居房に8人が収容されているといった刑務所があるのは事実だそうです。

 

でも、過剰収容だからといっておいそれと建設できないのが刑務所なんですよね。

新しく建設しようとすれば、当然地域住民の反対運動が起こるのは目に見えていますし、

かといって、東京拘置所みたいに上に伸ばすわけにもいきませんよね。

拘置所は、裁判中の被告(一部違う人もいますが)を収容している場所なので、

刑務作業とかは基本的にないわけですよ。

 

でも、刑務所の場合、禁固や拘留で収容されていない限り、

作業をさせなければならないわけです。つまり、作業工場が必要なわけです。

なので、建物を上に伸ばして収容人員を増やしても、

作業をする場所を確保しなければなりませんよね。

ただ建物中に、工場を確保できれば良いわけですが多分、そんなことはしないでしょう。

あくまでも、収容している場所と作業場所は別の建物にするんでしょうからね。

 

えっ、なんでそんなことが言い切れるんだですか?

だって、お上って前例のないことは一切やらないじゃないですか。

新しいことをやろうにも、“前例がない”の一言で終わりですからね。

だから、お役所仕事って言うんです。

 

といったところで、今日は終わり。また、あした。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0