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東も追随するのかなぁ [機械もの]

NTT西日本は、阪神大震災の時に避難所となった小中学校に設置され、

避難していた人たちの通信手段として使われていた公衆電話を撤去し始めているそうです。

理由は、不採算です。

 

そうそう、NTTもそうでしたけど、日本の三大公社覚えてますか?

NTTは、電電公社。JTが、専売公社。JRが、国鉄。

マンホールなんかには、今でも電電公社時代のマークが残っていますよね。

そういえば、JT以外は、民営化された後に地域会社などに分割されてしまいましたね。

NTTなんか、携帯はドコモ。固定がNTTっていうふうに分かれていたのが、

固定電話を、東西の地域会社とNTTコムに再分割されちゃいましたよね。

 

その元電電公社 NTTも今は、民間企業ですから

儲からないものは撤去するはわかりますけど、

避難所として使われる学校の公衆電話は残した方が良いって思いますよね。

 

最近は、災害時には伝言ダイヤルが開設されたり、

携帯各社のトップページに災害用伝言板が設置されるので連絡を取る手段がありますけど、

やっぱり災害時にも繋がりやすい公衆電話って必要ですよね。

 

何年前に東京で震度5の地震が起きたときに

アタシも経験があるんですけど、災害時って本当に携帯が繋がらないんですよね。

通話どころか、iモードにすら接続できないんですから。

最近は、回線を改善して通話よりiモードなどは、幾分か繋がりやすくしたそうですけど。

 

それでも、公衆電話の回線にはかないませんよね。

優先的に回線を使えるようにしてあるみたいですから。

ただ、緑やグレーのは繋がりやすいそうですけど、

喫茶店なんかにあるピンク電話はダメなんですって。使っている回線が違うんでしょうね。

 

国の中央防災会議も

“国と地方公共団体は必要数の公衆電話の確保を図る”と提言しているんですが、

NTT西は撤去し始めているそうです。

ただ、いきなり廃止を宣言して撤去していたわけでないんですよ。

 

NTT西は、携帯電話の普及などで2002年度以降、

月平均利用額が4000円以下の公衆電話の廃止を本格化させたんですけど、

避難所になる小中学校については、

一般電話が不通になった震災の教訓から、例外的に撤去を見送ってきたそうです。

ただ、あまりにも利用金額が低かったために撤去に踏み切ったのでしょう。

でも被災地の自治体などは撤去の見直しをNTT西に申し入れ、

存続のため利用の促進に取り組む学校も出ているそうです。

 

こんだけ携帯が普及している昨今、

公衆電話の利用促進っていっても必要もない電話をかけるわけにもいきませんしねぇ。

仮に採算ラインの4000円を使うとして、土日を除いて月20日。

毎日200円使ってくれれば目標達成です。

市内電話3分8.5円ですから、毎日23人の人が使ってくれれば良いわけです。

こうやって計算するとやっぱり難しい数字ですよね。

 

そうかといって、自治体がNTTに補助金を出して

学校に設置されている公衆電話を残して貰うていうのも難しそうです。

だからやっぱりNTTが腹をくくって、

赤字だろうが何だろうが公衆電話を撤去しないで残すしか手はないでしょうね。

 

ちなみに、この話は、

静岡以西を管轄しているNTT西日本でのケースですけど、

東京などを管轄しているNTT東日本ではどうなんですかね?

こういった動きに追随するんでしょうかね。

街中の公衆電話は、NTT西みたいに撤去しているみたいですけど。

小中学校の公衆電話は、どうなんですかね。

 

といったところで、今日は終わり。また、あした。


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