トラブルは、避けられないねぇ [トホホ]
三菱東京UFJ銀行の合併に伴うシステム統合で、
やはり懸念されていたトラブルが起きてしまったそうです。
三菱東京UFJ銀行は、
一昨年1月に東京三菱銀行とUFJ銀行が合併して発足した銀行です。
大体、東京三菱銀行は、東京銀行と三菱銀行の合併行ですし、
UFJ銀行も、三和銀行と東海銀行の合併行なので、
システム統合は旧行時代にも経験はしていると思うんですよ。
にもかかわらず、トラブルが起きてしまうんですからコワイですよね。
ただ、今回起こったトラブルは、
旧東京三菱銀行のキャッシュカードを使用している顧客が提携先のセブン銀行のATMを利用した際に、
現金引き出しなどができないというものでした。
ただ全ての顧客に影響が起きたわけではなく、
10件以上通帳に未記帳の取引がある利用客にだけ起こったようです。
何か良くわからないトラブルですよね。
旧東京三菱の顧客が一律セブン銀行のATMで引き下ろしができないというのならわかるんですけど、
10件以上通帳未記入がある客だけというのもねぇ。
原因は、三菱東京UFJ銀がセブン銀のシステムに送るデータに誤りがあったことみたいですけど。
幸いなことに、このセブン銀行関連以外、今回はトラブルが起こらなかったそうです。
同じメガバンクのM銀行(宝くじを売っている方です)がシステム統合を行ったときに、
もの凄いトラブルが起こったじゃないですか。
それの教訓があって、三菱東京UFJ銀行はシステム統合を1度延期しているんですよね。
そのうえで、今年2~4月に、全店リハーサルを実施し、
取引が集中した状態でもシステムが正常に動くかなどを試したそうです。
つまり、今回のトラブルは、まさに想定外だったみたいです。
ただ、今回新システムへと移行したのは、旧東京三菱側だけなんですって。
旧UFJ側は、7~12月に5回に分けて段階的に新システムへと移行するそうです。
何で、旧東京三菱は1回で新システムへ移行したのに、
旧UFJが5回に分けてかというとですね、
店舗数が旧東京三菱よりも多いこともあるんですね。
あと、新システムが東京三菱のシステムをベースに作られたものなのでやっぱり、
M銀行(青い方)のような大きなトラブルを避けたいというのがあるんでしょう。
これは、本当かどうか知りませんけど、
旧UFJのシステム(こっちの方がお利口さんらしいです)は、
ゆうちょ銀行が譲り受けて使うみたいです。
といったところで今日は終わり。また、あした。
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