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どうせ否決させれるんだしね [政治]

え~、昨日書いたように夕方から雨も降っているせいかグッと冷え込んできましたね。

もっとも昨日の陽気が季節はずれだっただけで、

本来の師走の寒さに戻ったというだけですけどね。

 

寒いといえば、麻生さんの支持率もお寒い限りですよねぇ。

先日時事通信が発表した麻生内閣の支持率は、

新聞各社がかろうじて20%台を確保した中、

ついに20%を切って16.7%と完全に危険水域に入っていましたからね。

この低支持率のせいかどうかわかりませんけれど、

作曲家の人に国民栄誉賞を授与すると発表しました。

 

大体国民栄誉賞って内閣が末期の時に出しているようなイメージがありますから、

やっぱり政権末期の最後の悪あがきなんでしょう。

 

そもそも麻生内閣は、

選挙管理内閣として発足したわけですから総選挙をして勝てば本格政権。

負ければ下野という宿命を持って生まれたわけであるにもかかわらず、

未だに総選挙をおやりになるつもりはないみたいです。

 

何とか9月の任期切れまでご本人は総理をやりたいのでしょうけれど、

どう考えても無理ですね。

支持率が10%台に突入しているわけですから、

身内から麻生下ろしが始まるのも時間の問題です。

ただ、麻生さんを引きずり下ろしたとしても次の内閣は、

短命政権であると同時に選挙管理内閣であることは間違いないわけです。

まして自民党が選挙に勝てそうな気配もなく、

“下野”の二文字が現実味を帯びているなかそんな貧乏くじを引きたがる奇特な人もいないでしょう。

 

野党は野党で参院の厚生労働委員会で、

まるで与党ばりの強行採決をしたかと思えば民主党がついに禁じ手(?)を出すみたいです。

そうそう。参議院では、自公は議席数が少ないので野党ですよね。

 

禁じ手とはいっても、

未だかつて一度も可決されたことがないからこそ“禁じ手”なんですけどね……。

どんなものかといえば、衆院の解散要求決議案ですって。

読んで字のごとくですけれど、

さっさと解散をして国民の審判を受けようやという決議案です。

 

でも仮に提出をしたところで、与党にとって否決させるのは間違いありません。

それどころか同じ野党である社民党は、

“法的拘束力もないし、パフォーマンスではないか。共同提案はしない”という態度ですし、

国民新党、それに共産党など他の野党も“政局ねらいの奇策だ”

といわれている始末です。

 

もしも出すのであれば、

内閣不信任決議案の方が可決される可能性がありますよね。

これであれば原則野党は、賛成でしょうし、

与党にも反麻生のセンセイ方が賛成票を投じる可能性があります。

 

これが可決されてしまったら解散か総辞職となるわけですけど、

そうなったら麻生さんどうしますかね。

任期は、どっちにしろ9月いっぱいです。

それに遅かれ早かれ選挙をしなければならないわけですよ。

仮に解散を選んだとして選挙で勝てばいいですよ。負ければ総理の座を追われるわけです。

なので、進むも地獄。戻るも地獄。前門の虎後門の狼。八方ふさがりとはまさにこの事。

というわけで、麻生さんには後がないわけです。ああ~、大変ね。

でも、総理として新年を迎えられるわけだからいいっか。

 

といったところで、今日は終わり。また、あした。


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