イキなことをやりますなぁ。

自民党の細田幹事長が新潟市内で行った講演で、

選挙は８月中に行われる見通しだとしゃべったそうです。

与党が現有議席を減らすのは避けられませんし、

明日、静岡知事選。そして１２日には、首都決戦が控えています。

 

そして、この２つの選挙戦で与党が負けるようなことがあれば、

自民党内での麻生下ろしが加速するのは必死です。

ですから麻生さんが破れかぶれになって、

総裁を辞任すれば選挙は９月まで延期されます。

 

ただ、そんなことはしないでしょう。

仮に一月遅くなったところで、小泉さんの時みたいに自公に“風が吹く”ことはあり得ません。

確かに、微風がまた自民党に吹いてきてはいますが、

過半数を確保できるほどではありません。

かといって民主が単独で過半数を確保できるとも思えませんがね。

ただし、選挙も勝負事ですから蓋を開けてみなければわかりません。

 

ところで、９９９号って知ってますか？

松本零士さん原作の“銀河鉄道９９９”に登場する超特急のことです。

これが、今年の９月９日に運転されるそうです。もちろん、現実世界でですよ。

 

今年は、ＪＲ山口線で蒸気機関車が復活して３０年、

“銀河鉄道９９９”劇場版第１作公開からも３０年の節目の年を記念して、

奈良市の鉄道部品店が“ＳＬの魅力を後世に伝えたい”と企画したものです。

 

当初の計画では、当初は大阪－津和野での運行を予定していたそうです。

ただ全区間ＳＬが牽引するわけではありません。

ＳＬの牽引区間は、山口線の新山口・津和野間だけですが、

大阪・新山口間も旧型電気機関車のＥＦ５８型が牽引するというものでした。

 

そしたらこの計画に、ＪＲ西日本が

“鉄道ファンが殺到し、沿線が混乱する。９９９号のヘッドマークは外してほしい”

とのクレームをつけたそうです。

 

確かにごもっともではあるんですが、

９９９のヘッドマークを外して運行したらただの団体臨時列車です。

なので、一時は運行を断念したそうです。

 

でも捨てる神あれば拾う神ありです。

別の代理店を通して交渉をし、

静岡県の大井川鉄道で９９９を運行してくれることが決まったそうです。

 

大井川鉄道もＪＲ山口線同様、ＳＬの定期運行をしているんですね。

そんなわけで同社からＯＫが出たそうです。

さらに、始発の新金谷駅には“９９番ホーム”を設定し、

出発の際には国鉄時代の発車ベルまで鳴らしてくれるそうです。

最近“発車ベル”とは名ばかりで、

音楽が流れたり電子音ですから本物のベルはかえって新鮮かもしれませんね。

 

さらに列車側面の運転区間（地球・アンドロメダですか）を示すプレートや

展望車には特製のテールマークもつきますし、“謎の美女”メーテルまでもが同乗するそうです。

車掌さんはいないんですかねぇ（突っこむなって）。

 

切符だって原作通り、

自分で名前を記入た定期券を持って乗車する趣向ですって。

また各停車駅では“メガロポリス中央駅”など作中に出てくる駅名板も用意するなどの

徹底したこだわりで、原作に限りなく近い９９９号を演出するそうです。

 

ココまでやってくれると、気持ちいいですよね。

ただ悲しいことに、

９９９号を牽引している機関車がいないんですよ。

 

今回の９９９号は、

Ｃ１１が牽引するんですけれど映画やアニメなどで見たことあるかと思うんですが、

実際（？）の９９９号はＣ６２が牽引しているんですよ。

でもそこまで再現しなくても相当忠実ですよ。

ちなみに上の写真は、９９９号を牽引していたＣ６２型です。

これ北海道で買ったんですけれど、

Ｃ６２－２“スワローエンゼル”のチョロＱです。

 

もしこれがごく普通のＣ６２のチョロＱだったら買ったかどうかわかりません。

超特急つばめ号牽引指定機のＣ６２－２型のだったから買ったんです。

実物は、前に見たことがありますし、

京都の梅小路蒸気機関車館で今でも見られます。

 

といったところで、今日は終わり。また、あした。