本数も多いし、直営だからかい? [旅行]
経営再建中のJALは、
会社更生法申請を機に西松社長が退任するそうです。
また、役員達も相当数交代するそうなんですって。
役員=経営者なので、いくら雇われ重役とはいえ当然ですよね。
西松社長退任後の最高経営責任者(CEO)に、
京セラの稲森名誉会長を招聘することを政府と再生機構が決めたそうです。
でも、稲森さん引き受けますかねぇ。
火中の栗を拾うようなものだし、首切り役人みたいなものでしょ。JALのCEOなんって。
それにメーカーである京セラと運輸業であるJALとでは、
分野が全く違いすぎるでしょ。
だからいくら稲森会長が強力なブレーンを連れてきたところで、
莫大な負債を抱えるJAL再生は難しいと思います。
だから全日空の大橋元会長にでも来て貰った方が、
稲森さんよりもベターのような気がします。
ただ、二匹目のドジョウがいるかどうかはわかりませんけどね。
ところで、今月14日から羽田空港と成田空港の空域を統合し、
これまで別々に行われてきた民間機の航空管制を羽田に一本化するそうです。
両空港の空域は、米軍横田基地が管理する横田空域。
自衛隊が管理する百里空域に挟まれていて、
この狭い範囲で羽田と成田を発着する旅客機を捌いていたんですね。
オマケに、羽田上空は超大混雑しているんだけれど、
ガラ空きの成田空域へは羽田便は行くことは出来なかったそうです。
だから結果的にラッシュ状態の羽田空域だけでやりくりをするということもあったそうです。
さらに時間帯によっては、
羽田と成田の管制官が連絡を取り合って調整することもあったそうですよ。
こうした非効率性を解消するのもあるし、
羽田・成田両空港とも今年から発着回数が増えるので、
首都圏上空の大混雑はさらに大きくなります。
ただ、茨城空港の開港は影響がありません。だって、ソウル行きが1日1便だけですから……。
そんなわけで首都圏上空をより効率的に運用するために、
羽田空港と成田空港の航空管制を統合することを決めたそうです。
でもなんで羽田への統合なんですかねぇ。
もちろん発着便の本数が羽田空港の方が成田空港よりもう~んと多いからなんでしょうけれど、
穿った見方をするならば、
国際線の羽田シフトへの布石であるとも考えられますよね。
といったところで、今日は終わり。またあした。
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