理由があって世界3位の高さです。 [へぇ~]
今日から東京国際(羽田)空港は、新管制塔が供用を始めたそうです。
この新管制塔は、
従来のものよりも38.1mも高い115.7mです。
この高さは、世界3位の高さなんですって。
もちろんこんな高い管制塔を造るには理由があります。
10月にD滑走路(RW23/05)の使用と新国際線ターミナルの使用が始まると、
従来の管制塔では死角が出来てしまうんですって。
ただ高い建物が空港に欲しかったわけではありません。
この新管制塔の供用開始に伴って成田空域と羽田空域は統合され、
羽田空港での一元管理となりました。
でもいくら空域を統合しても首都圏上空は、
民間機が使える場所が狭いので
横田基地共々空域も日本に返してくれると助かるんですけどねぇ。
だって羽田の再国際化&D滑走路供用開始と
成田のB滑走路延長で両空港の発着回数は年間14万回増えます。
ただでさえ混雑している首都圏上空に、
最大で1日380本ずつ離発着の飛行機が増えるんですよ。
だから羽田と成田は、
国交省が混雑空港の指定をして航空会社が自由に乗り入れできないようになっているんですね。
ちなみに関西空港と伊丹空港もこの指定を受けているんですけれど、
関空が混雑をしているイメージってありませんねぇ。
伊丹・関空・神戸と狭い範囲に3つも空港があるので上空だけは混雑していますけどね。
でも、新管制塔の供用開始の伴って不要となった旧管制塔はどうなるんですかねぇ?
成田空港みたいに、地上誘導用のランプタワーとして使うんですかね。
それとも、東海道・山陽新幹線の大阪司令所みたいにバックアップ用として残すんですかね。
そうそう九州新幹線が博多まで伸びると、
東京駅にある東海道・山陽新幹線の司令所で3線一括して運転指令を出すそうです。
そりゃぁ東京駅から鹿児島中央までの直通列車がないとはいえ、
新大阪までは直通列車が走るので一括して指令を出した方が効率が良いのはたしかです。
そうなると九州新幹線で今使っている司令所は、
第3司令所としてバックアップ業務を担うんですかね?
下の写真は、直通運用用のさくら号(上)と九州新幹線内運用のつばめ号(下)です。
といったところで、今日は終わり。また、あした。
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