緊迫した場面だと…… [スポーツ]
今シーズンMVPとベストナインに選ばれた、
ジャイアンツのアレックス・ラミレス選手。
通称ラミちゃんは、来季から外国人枠から外れ日本人扱いになります。
別に帰化したとかそういうわけではなくて、
彼はもう来日8年目なので8月にFA権を獲得したのでそういった扱いにあるそうです。
ちなみに、オリックスのローズ選手も日本人扱いです。
そのラミちゃんが、来季から登録名の変更を希望しているそうです。
暴○族みたいな当て字を使うわけではなく、
ていうかそんな登録名は球団が絶対に認めません。
だってジャイアンツの球団訓は、“巨人軍は、紳士たれ”ですからね。
どんな登録名を希望しているかと、彼の愛称“ラミちゃん”です。
これなら球団も認めるかもしれませんけれど、
でもジャイアンツは、
苗字かファーストネーム以外での登録は基本的に認めていないんですよね。
ただ、何事にも例外というのはあります。巨人の登録名にも当然あります。
07年に途中入団したジェレミー・ゴンザレス投手が、愛称の“GG”で登録されました。
それは当時チームにルイス・ゴンザレス内野手が在籍いていて、
ファーストネームと重なるために球団側が逆に提案し登録名が“GGになりました。
あとは、戦前スタルヒン投手が須田博になった例もあります。
でもスタルヒンの場合は、戦争の激化によるカタカナ文字禁止で漢字表記となったわけです。
そもそも外国人(スタルヒンは、ロシア人です)の名前を“須田博”ですからねぇ。
時局とはいえスゴイ改名です。
GGも須田博も例外だったわけですけど、
ナベツネさんがラミちゃん呼ばわりをしているので案外認められるかもしれません。
それに、ファンもチームメートもラミちゃんって呼んでますからね。
巨人の助っ人選手では、マルティネス選手がマルちゃんなんて呼ばれていましたね。
当時の長嶋監督が彼を代打に送ったんですよ。
そしたらミスターは、球審に“代打。マルちゃん”って告げちゃったんですよ。
球審も“マルちゃん”がマルティネス選手だってわかったんでしょう、
そのまま代打に送られました。
長嶋さんのこういったエピソードは、
マルちゃん以外にもバントの格好をしながら、
“代打、土井”ってやる人ですから選手名を愛称で呼ぶなんて朝飯前です。
でもそれは、ミスターだから許されるんです。
長嶋さんの話しはいいんですけれど、
ラミレス選手の登録名ですけど“ラミちゃん”って悪くはないと思いますよ。
でも、緊迫した場面で“4番。レフト、ラミちゃん”なんていう場内アナウンスはねぇ。
なんか一気に力が抜けちゃいますよね。
でもそのおかげで、相手が失投をしてくれて、
それをラミちゃんがHRにしてくれればを良いんですよ。
そして、来季こそ“真の奪回”を達成してくれれば何でもOKですよ。
といったところで、今日は終わり。また、あした。
コメント 0