栄えある、第1号になるかい? [事件・事故]
シーシェパード(SS)の船長が日本の調査捕鯨船に侵入したそうです。
乗り込んできたのは、
先月自分からぶつかって大破した“アディ・ギル(AG)号”のニュージーランド人船長です。
この船長は、
AG号に代わる船の建造費として300万ドル(約2億7000万円)を要求しているそうです。
でも、衝突時の映像を見る限り、
自分の方からぶつかってきた感じですよね。
まぁ新造船だし、少しくらいぶつかっても大破するとは思っていなかったんでしょうね。
それがまさかの大破でしょ。SSの内部でも責められたんじゃないですか?
なので今回の侵入と相成ったわけでしょ。
でも公海上とはいえ、
水産庁の船に侵入防止用の防護ネットを切っては入り込んだわけですからやり過ぎです。
なので、船長(捕鯨船)に身柄を拘束されたそうです。
だって船長という人は、
どこの国のどこの船であっても自身の船では警察権を行使できますからね。
まして、日本船籍船に侵入したということは、
日本国に無断で入り込んだのと同じです。
今までも、わざとぶつかってきたり、
薬品入りのびんを投げ込んだりしていたわけですけど身柄の拘束は出来ませんでした。
でも今回は違います。不法侵入を犯したわけです。拘束されるのは当然です。
今後この船長(SS)は、
海上保安庁に引き渡されるようです。
だって、農水大臣が海保に身柄を引き渡して対応を委ねる方針であると会見しましたからね。
その後政府内で調整をして、
器物損壊と艦船不法侵入の容疑で逮捕されるみたいです。
領事裁判権もなければ、地位協定も存在しませんから、
逮捕・起訴されれば日本の裁判所で裁かれます。
そして、情状酌量の余地もありませんからおそらく実刑でしょうが、
裁判所が面倒くさいと判断すれば、
執行猶予を付けて国外退去させちゃうでしょうね。
ただ、日本国として毅然とした態度を示すのであれば、実刑判決を下すでしょう。
だって捕鯨船に入り込んだというとこは、海賊と同じです。
国際法に照らし合わせても犯罪行為であることは明白です。
ちなみに器物損壊並びに艦船不法侵入で起訴をされれば、
最高で4年6月を喰らいます。
鳩山政権が今回のSS船長不法侵入事件に対して、
どういった対応を取るか見物ですね。
ちなみに捕鯨を妨害したSS活動家が日本当局に引き渡されれば、初のケースとなるそうです。
といったところで、今日は終わり。また、あした。
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