直行便の設定が出来てもねぇ [旅行]
え~、成田空港の発着枠が今日から2万回増えて、
年間22万回になったそうです。
この増枠を受けて、
成田からドバイ・カタール・マカオ・カルガリーへの定期便が就航したそうです。
マカオへの便は、
週3便ですけれど直行便の存在は大きいと思います。
いままでもチャーター便扱いで成田発の直行便は飛んでいましたけれど、
日本からマカオへ行く場合たいていの人が香港経由ですよね。
香港空港からトランジット扱いでマカオへの高速艇も出ているし、
一旦入国してからであれば香港・マカオ間の船は24時間運航ですしね。
ただ、マカオだけで3日も4日も滞在するのは……。
だから香港とマカオで4日なり5日間というのが一般的でしょうね。
そうなると、従来通りの香港経由というのが便利なのかしらと思います。
そうそう今回の増枠は、
去年10月のB滑走路が2500mへと伸びた事を受けてです。
一応大型機の離発着が可能としていますが、着陸ならいざ知らず離陸は無理です!
国内線や韓国行きなどの機材であれば2500あれば離陸可能ですが、
欧米線などに就航しているジャンボなどは離陸する事なんて不可能です。
大体離陸滑走距離が3500m以上必要な、
燃料を満タン近い量を積んだジャンボ機が2500mで離陸できるわけないでしょ。
なので、成田空港のB滑走路(RW 16L/34R)に大型機が離着陸可能というのは、
ウソではありませんが大げさです。
いかにも、欧米線に就航しているジャンボが飛び立てる印象を受けますが、ジャンボや777。
そして、A380が離陸するのは、
開港以来ある今は無きコンコルドだって離陸可能な4000mのA滑走路(RW 16R/34L)です。
それにB滑走路へ向かう誘導路は、
への字に曲がっているので航空会社としても大型機はA滑走路を使いたいでしょうね。
そうそう成田と同じく今年発着枠が増える羽田空港に就航する米系航空会社は、
日本からアジア地域への無制限の以遠権を羽田でも行使できるそうです。
ということは、日本が羽田への乗り入れ合意協定を結んでいない国でも、
デルタなどが羽田を経由して乗り入れる可能性があるということですよねぇ。
そうすると、ますます成田の地位が……。
といったところで、今日は終わり。また、あした。
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