どっちのタイプが走るのかなぁ？

明日から茨城空港に

国内定期便第１弾＆就航２路線目となるスカイマークの神戸便が就航します。

神戸便は、同社の経費削減案を前提に、

２１日前までに予約すれば“片道５８００円（座席数限定）”という超格安価格となっているんですね。

 

この経費削減案ですけれど、

茨城空港に事務所を置かず、整備士などを常駐させないというものです。

でも、整備士さんがいないことには飛行機は出発できません。

じゃあどうするかというと、

神戸からの便に同乗した整備士や

乗務員がそのまま茨城空港で機体整備やチェックイン業務にあたった後、

また神戸に戻るというものなんですって。

確かに、日に１便じゃそうしたくもなりますよね。

 

しか～し！

この削減案が明日就航だというのに、国交省から許可が下りていません。

スカイマークだからというわけではないんでしょうが、

安全運航上問題アリとして特別監査などを受けているわけですから、

国交省としても簡単にＯＫを出すつもりはありませんよね。

ていうか、ＯＫを出さないんじゃないですか？

 

それでも明日就航ですから、

整備士やカウンターのお姉さん達がいなければダメですよね。

その場合にも就航に支障がないように、

周辺空港（羽田？）から茨城空港に整備士の応援をもらう準備を進めているそうです。

 

なんだったら、開港から就航をしているアシアナ航空にお願いしちゃえばいいんじゃないですか？

あっでも、カウンター業務なら大丈夫かもしれませんが、

機体の整備はダメっぽいですね。

だって、アシアナの就航機材は、エアバス機。スカイマークは、ボーイング機。

アシアナもボーイングの飛行機は所有していますけれど、

確か、整備士さんは、パイロットと一緒で１機種しか整備できないんですよね。

 

だから最初から、スカイマークの経費削減案は、無理だったということですよ。

このまま国交省からＯＫがでなければ、

破格の５８００円運賃を継続し続ける事は出来ませんよね。

だって、確実にコストが増えますからね。

 

ところで、ベトナム政府が、

計画中の南北高速鉄道について日本の新幹線方式採用を閣議決定したそうです。

新幹線の輸出は、台湾・中国に続いて３カ国目です。

ただ国会の承認が必要なので、

９９．９９％新幹線で決まりだとは思うんですがどんでん返しがないとは言い切れません。

 

ココでは、新幹線が採用されたという前提で書きますね。

ベトナム新幹線は、２年後の２０１２年に着工し、

２０年に一部区間で運行が開始される見通しなんですって。

 

でもベトナムに輸出される新幹線は、

どっちのタイプが採用されるんですかねぇ？

台湾に輸出されたのは、東海道新幹線の“のぞみ”の改良型。

　　　　　　　　　　※ タネ車となった７００系 

　　　　　　　　　　　　　　※ 台湾新幹線（高鉄） ７００Ｔ

中国に輸出されたのは、東北新幹線の“はやて”の改良型です。

本当は、中国新幹線ＣＲＨ２型の写真も載せたいところですが、 

あたしが中国へ行ったのは、珠海と深センだけなのでお目にかかったことはありません。

 

でも“のぞみ”と“はやて”のどちらが採用されるのかわかりませんが、

次世代のＮ７００とＥ５系の改良型になるのは間違いないでしょう。

ベトナム受注当確で、新幹線売り込みは３勝１敗になりました。

あと、アメリカとブラジルに売り込んでいるので、これらの受注へ弾みが付きましたね。 

 

といったところで、今日は終わり。また、あした。

 

～４／１６追記～

スカイマークの茨城空港整備士非常駐は、結局国交省が認めたそうです。

ただ同社は、

執行猶予中の身ですからいつ取り消されるかどうかわかったものではありません。