羽田からの距離は、同じなんだけどねぇ [旅行]
え~、昨日半年ぶりにメトロの定期を買ったんですけれど、
相変わらず経由欄は暗号みたいな略し方です。
あたしんちの最寄り駅は、
柴又ですが定期の区間は金町から南砂町にしています。
だって通勤定期の場合、
同じ値段で行ける最長区間を買うというのが基本ですから。
ただ、会社へ行くのにわざわざ金町まで戻るようなことはせず、
柴又からそのまま都心方面へ行く電車に乗っていきます。
それで定期の経路は、
京成で押上まで行き、半蔵門線に乗り換え、大手町で東西線にまた乗り換えます。
この経路をメトロの経路表記にすると、
“東線・大手・押上”というふうになっているんですよ。
おそらく、2文字しかメトロの経由欄には表記できないんでしょう。
今日までの定期は、
京成で買ったんですけれど東西線は、
ちゃ~んと東西線3文字表記になっています。
だから、定期券発行機の設定の違いなんでしょうね。
先々代の経路表記なんて、東線・外回・半線ですよ。
自分が毎日使っているので、
これが東西線・大江戸線外回り・半蔵門線経由ということがわかっていますが、
“東線・大手・押上”以上に暗号チックです。
ところで、関西空港の救済策として伊丹空港を株式会社化した後、
持ち株会社を設立して関空と伊丹を経営統合する方針を国交省が固めたそうです。
統合によって事業価値を高めた後、
両空港の運営権を民間事業者に売却して1兆円超の関空の債務圧縮に充てるらしいです。
関空と伊丹共にかつての空港種別でいうと、
どちらも第1種空港です。つまり、国際空港というカテゴリーに入ったんですね。
ただ、関空は民営。伊丹は国営と経営方法が違います。
まっ関空は民営とはいえ、
特殊会社である関西空港会社の経営なので純粋の民営ではありません。
だから、こういうウルトラCを思いつくんでしょう。
案では、国が100%出資する持ち株会社を新たに設立して
関空会社と株式会社化した伊丹を傘下に置いて経営統合するんですって。
それで、運営権を民間に売却するといってもこのご時世買う会社がありますかねぇ。
仮に売れたとしても、
関空の債務圧縮の財源になるほどの額が付きますかねぇ。
下手をすれば、
外資に良いように喰われた挙げ句税金で損失補填というのもあり得るんじゃないですか。
経営統合後関空については、
24時間利用が可能なことなどを生かして格安航空会社の誘致や貨物便の拠点化を図り、
成田国際空港と並ぶ国内2大ハブ空港を目指すそうです。
一方伊丹は、関空を補完する役割で当面は存続させるようですが、
将来的に関空へのアクセスが改善した場合には廃港も検討するそうです。
つまり、伊丹は、
半永久的に存続というのが国交省の方針なんでしょう。
だって、関空へのアクセス改善といってもねぇ。
京成のスカイアクセス線のような短絡線の計画もないし、
現行通りJR阪和線経由と南海線。そして、高速道路のままでしょう。
国交省が本気で伊丹廃港を検討し始めるのは、
リニアが大阪まで開通する事が決定したときでしょう。
品川から新大阪まで70分程度で結ばれてしまったら、
羽田・伊丹線の存在意義がなくなってしまいますからねぇ。
あっわかった。
関空へのアクセス改善って、飛行経路のことですよ。
羽田から伊丹・関空共に280マイルなんですけれど、
所要時間は伊丹より5~15分余分にかかっています。
これは、伊丹行きが羽田からほぼ一直線に飛んでいるのに対して、
関空行きがぐる~っと遠回りをする経路を採用しているからなんですね。
確かに直線距離でも、伊丹の方がやや近いのも事実ですが……。
といったところで、今日は終わり。また、あした。
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