羽田と一緒。なし崩し的に再就航するよ。きっと [旅行]
え~、昨日は、
大学時代の後輩に誘われて飲みに行ってきました。
ほら学生時代の仲間って一番気の置けない相手でしょ。
ずいぶん久しぶりにあったんですけれど、
学生時代みたいな感じでした。
ちなみに飲み代は、
あたしの方が1学年とはいえ先輩なので少し多めに出しましたよ。
まっ当然ですよね。
あたしだって上司や先輩と飲みに連れて行って貰った時は、
ゴチだったり、多めに出して貰っているんですからね。
これが世の常ってものですよ。ねぇ。
ところで、伊丹空港から16年ぶりに国際線が飛んだそうです。
伊丹空港の正式名称は、
今でも“大阪国際空港”と名前だけは国際空港を名乗っていますが、
関西空港の開港以来国際線は廃止されています。
ただ、海外へ飛行機を売却する際には、
関空ではなく伊丹で通関をして輸出するという話しを聞いたことがあります。
でも旅客便は、1機も飛んでいません。
それに伊丹の旧国際線ターミナルビルは、
ANAグループの旅客ターミナルに転用されているのでCIQの施設がありません。
なので国際線を就航させようにも無理な話しなんです。
それに国交省が4年前の平成18年に
伊丹からの国際定期便とチャーター便の運航を認めないとの通達を出しているんですって。
ただ、物事には例外というものが全てに存在します。
航空機の借り主が利用者から運賃を徴収せずに
すべてを負担する“オウンユース”というケースは対象外なんですって。
今日の伊丹発の国際線がまさにこの例外なんですよ。
ちなみに行き先は、上海です。
開催中の上海万博で県内の観光地などをPRするためのチャーター便です。
上の方でも書きましたけれど、
伊丹空港には税関吏も入国管理官もいません。
なので関空か大阪港から出張をしてきて出国審査などを行ったのでしょう。
当然帰国時も同じように対処するのでしょう。
それで国交省は、
伊丹発の国際線を認めないという通達を出していますよね。
その一方で伊丹からソウルの金浦空港へ定期チャーター便の就航構想もあるんですよね。
今回16年ぶりに伊丹空港から国際線を飛ばしたという実績を元に兵庫県は、
国交省に対し通達の撤回を働きかけるんじゃないですか?
大阪府側は激怒するでしょうけどね。
でも羽田空港のケースもそうですけど、
1度でも国際線が再就航すると早いですよ~。
羽田は、成田開港と同時に国際線が撤退をしましたよね。
中華航空だけは、諸事情により羽田残留となりましたが他は成田へ移ってしまいました。
その後時は流れ、
成田に2本目の滑走路が出来ると中華航空も成田へと移ってしまいました。
これを持って定期便は消滅しました。
でも運命のイタズラなんでしょうか?
中華航空の羽田撤退のその年日韓ワールドカップが開催され、
羽田空港からソウル・金浦空港への日韓シャトル便が就航し始めました。
始まった年は、日韓4社が各1便の4便体制でした。
その後ソウル線は、8便体制へと増強され、
上海と北京へも羽田発の国際線が就航し始めました。
そしてついにペリメーター規制を大きく上回る香港へも夜間ですが就航しちゃいました。
ただいずれのフライトも定期便ではなく、
毎日運航の定期チャーター便というやつです。
まっ利用者にしてみれば羽田発の定期便としか思っていません。
だって時刻表にも載っているし、
正規割引チケットやマイレージ引き替えの特典航空券としても発券できましたからね。
そして今年10月31日からは、
羽田空港に三十数年ぶりに定期国際線が再就航します。
金浦・虹橋・北京・香港への定期チャーター便は、
全便定期便へと格上げされ8年ぶりに台北行きも復活します。
さらにさらに早朝夜間帯を使っての欧米線や東南アジア行きも就航します。
成田開港から三十数年。中華航空の羽田撤退から8年。
羽田空港が名実共に東京国際空港へと復活します。
長距離線が再就航したことで滑走路の延伸工事やターミナルの拡張。
そして乗り入れ便の拡大も予想されます。
同じように伊丹空港だって近いうちに定期チャーター便が就航をし、
何年か先には羽田同様定期便が復活するんじゃないですかねぇ?
ただ伊丹の国際線復活のためには、CIQ施設の再設置も必要ですけどね。
最初っから関空を神戸沖に建設しておけば、
伊丹は関空と引き替えに廃港。神戸空港だって出来なかったんですよ。
最初の選択肢を間違えたっばかりにねぇ……。
といったところで、今日は終わり。また、あした。
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