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どちらにしろ自分の意思は、ハッキリさせないとね [ニュース]

え~、家族承諾による脳死判定がまた行われたそうです。

改正臓器移植法によると、

本人の意思が不明の場合家族の判断で臓器提供が出来るんですね。

改正法は、先月17日に完全施行されました。

 

だから我が国では、“脳死 = 人の死”ということになっています。

従来の心臓死は、例外という事になってしまいました。

だって、臓器提供をしませんという意思表示をしておかなければ、

アメリカみたいに家族の承諾だけでOKになってしまいますからねぇ。

 

ちなみにあたしは、

三兆候説(心臓死)を支持している立場なので臓器提供NGの意思表示をして、

その旨を意思表示カード・免許証・保険証に記載しています。

意思表示カードは、移植ネットワークに登録したものです。

向こうさんからしてみれば、イヤミ奴的存在でしょうね。

 

でも、改正法が完全施行された今、

臓器提供をしたくないと思っている場合NOの意思表示をしなければダメですよ。

もちろんオレは、あたしは、したいよという人は、

提供しますという意思表示をしておくべきです。

だって、意思表示がないばっかりに、家族がNGを出すケースだってあるでしょ。

 

でもこの脳死云々の問題って、

やっぱり難しいものであることに間違いありません。

ハッキリ言って脳死に陥った場合、99.99%近いうちに心臓が止まります。

だからといって、心臓が動いていて、体が温かい人を死体とも言えないでしょ。

 

それに一律に脳死を認めてしまうと、

遺産相続問題にだって発展する場合がいずれ出て来ますよ。

まっそういった場合、裁判所は、

おそらく民法32条の2“同時死亡の推定”を準用して対処すると思います。

 

でも、改正法の完全施行から1ヶ月ちょっと。

家族承諾による臓器提供が今月に入って3週連続3回目。

ちょっとペースが早いように思うのは、あたしだけでしょうか?

 

といったところで、今日は終わり。また、あした。


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