新幹線は、ブルトレがお好き? [乗り物]
え~、来春全線開業予定の九州新幹線ですけれど、
山陽新幹線へ直通する列車が“さくら号”。
博多折り返しの列車が“つばめ号”となっています。
でもさくらの最速列車でも、
新大阪・鹿児島中央間の所要時間が4時間かかってしまいます。
関西方面から鹿児島まで4時間かかるとなると、
空港から都心までの移動があっても飛行機の方がやはり便利ですよね。
だって、伊丹から鹿児島までの飛行時間が1時間ちょっとですから、
鹿児島空港からの市内までの道路がいくら混んでいても
トータル3時間を見ておけば問題ありません。
そんなわけで、JR西日本とJR九州は、
飛行機との競争に勝つために停車駅を絞った列車を走らせるそうです。
4時間を切れば、所要時間が飛行機より多少かかっても
乗り換えナシ&都心から都心というメリットがあるため勝てると践んでいるからです。
山陽新幹線内は、
のぞみの最速列車と同じで新大阪を出ると新神戸・岡山・広島・小倉に停まり、
九州新幹線内は、熊本のみ停車するそうです。
もちろん、博多駅は乗務員交代もあるし、回送列車でもない限り通過することはありません。
この最速列車は、
新大阪・鹿児島中央間を3時間47分で結ぶ予定です。
ただ、さくらが毎時1本の運転なのに対し最速列車は、それよりも少ない本数になる見たいです。
やっぱり、毎時2本のぞみが東京駅から走ってきますし、
いくら東海道新幹線よりダイヤに余裕があるとはいえなかなか難しいのでしょうね。
そして最速列車の名称ですけど、
“みずほ号”が最有力とのことです。
イヤ~懐かしいですね。“みずほ”なんって。
東京駅から熊本と佐世保を結んでいた寝台特急の愛称です。
でも、東北新幹線の“はやぶさ”といい、
九州新幹線の“さくら”といいブルトレの愛称の復活が続きますねぇ。
まっあたしとしては、九州行きの“さくら&みずほ”は無問題でも、
青森行きの“はやぶさ”はやっぱり違和感があります。
どっちかといえば、鹿児島行きこそ“はやぶさ”の愛称がピッタリだと思うんですよ。
寝台特急はやぶさといえば、
東京駅から西鹿児島駅間を結んだブルートレインの愛称ですからね。
西村京太郎さんの寝台特急殺人事件は、
このはやぶさと同じく西鹿児島行き時代の富士が舞台でした。
青森行きは、みちのく・はつかり・ゆうづる・はくつるといった
かつて東北路を駆け抜けた特別急行の愛称がいくらでもあるのに
九州行きの寝台特急の愛称を使うのってやっぱり…… です。
九州新幹線も東海道・山陽新幹線同様3つの愛称の列車が走るようになるんですが、
“つばめ”が各駅停車の“こだま”タイプ。
“さくら”が主要駅停車の“”ひかり”タイプ。
“みずほ”が最速列車の“のぞみ”タイプと3つのラインアップにすることで
お客の様々なニーズに応えたいとのことですって。
でも、山陽新幹線に関していうと、
従来の“のぞみ・ひかり・こだま”に加えて九州新幹線直通の“さくらとみずほ”が加わることで、
逆に混乱するかもしれません。
まっさくら号は、岡山以西のひかりの置き換えも兼ねているらしいので大丈夫でしょう。
そして、レールスターがこだま運用に入り、
代わり2階建て新幹線100系が引退します……
といったところで、今日は終わり。また、あした。
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