一歩間違えたら、大事故だぜ

横綱白鵬の連勝記録がついにストップしましたね。

初場所１３日目の魁皇戦以来の黒星を喫し、

双葉山の６９連勝まであとに迫る６３連勝で止まりました。

 

もちろんこの６３連勝だって、

千代の富士の記録を大きく上回るものだし

昭和以降の連勝記録でも歴代２位ですから大記録であることに変わりはありません。

 

でも今日の黒星で、

内心白鵬関もホッとしたんじゃないですか？

だって記録更新というプレッシャーもあるだろうし、

いつ負けるかという一種の恐怖心みたいなもののあったと思いますよ。

 

ただ連勝というのは、いつかは止まるものです。

双葉山だって６９連勝で止まったし、

巨人も９連覇で止まったでしょ。

永遠に勝ち続けることは、絶対に不可能なんです。

 

夕方のニュースでやっていたんですけど、

白鵬の６４連勝を阻んだ東前頭筆頭の稀勢の里関って白鵬キラーらしいんです。

だから今日稀勢の里が負けていれば、

間違いなく新記録の７０連勝もあり得たでしょうね。

 

ところで、１２日深夜に東京行き“サンライズ瀬戸・出雲号”の運転士が、

制限速度４５キロの区間をなんと１００キロで通過したそうです。

速度超過があったのは、

山陽本線の網干とはりま勝原にある徐行区間（３００ｍ弱）でした。

 

もちろんこの区間も通常であれば、

１００キロで通過しても何ら問題のない区間なんですね。

ただ当夜は、夜間の線路工事に備え、

枕木とレールを結ぶボルトが半数抜かれた状態だったそうです。

だからまかり間違えれば、

脱線転覆の危険性もあり得たわけです。

 

でも夜間工事施工のために、

当該区間の約５００メートル手前に設置された予告信号が

徐行せよという表示をちゃんとしていたそうです。

にもかかわらず運転士は、

“自分の列車には関係のない信号”と勘違いしたそうですよ。

 

いくら自分の列車と関係がないと運転士が判断をしても、

ＡＴＳが速度超過を検知してブレーキが作動するはずですけどねぇ。

それとも、山陽本線のＡＴＳは、

新型のＡＴＳではなく従来型のＡＴＳが設置されているんですかね。

 

結果オーライとはなりましたけど、

４５キロ制限のところを５５キロ超過の１００キロで駆け抜けて、

何事もなくて良かったと思いますよ。

 

といったところで、今日は終わり。また、あした。