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被告より、裁判員諸氏の方が問題だよぉ [法律]

ついに、

裁判員裁判で死刑判決が出されましたね。

強盗殺人罪で起訴をされていたし、

被害者の数が2人なので賛否両論あるとは思いますが妥当な判決だと思います。

だって強盗殺人罪の法定刑は、

死刑か無期懲役の二者択一なんですね。

ただ実際には、

被害者の数や情状を酌量して有期刑が出される場合もあります。

 

でも2人殺めた上に、

金銭まで奪ったとなれば極刑しか選択余地はないと思います。

それに強盗殺人罪を規定してる刑法第240条は、

強盗致死罪という罪名のみを記してい殺意の有無は問いません。

つまり強盗が人を殺めてしまった場合、

原則的に無期懲役か死刑に処せられるんですよ。

 

先日東京地裁で判決が出された耳かき殺人の時と、

被害者の数は2人で同じです。

ただ東京のケースは、殺人罪(5年以上無期・死刑)での起訴。

一方今回の横浜のケースでは、

強盗殺人罪なので法律はより重く罰しなさいと定めています。

よって被害者の数は同じでも、

東京では極刑回避となりましたが横浜ではそうとはなりませんでした。

 

でももしこの横浜地裁での判決が確定をしてしまった場合、

運悪く(?)裁判員に選任され、

挙げ句死刑を選択せざるをえなかった人たちは寝覚めが悪いでしょうね。

コレが東京高裁へ控訴されたり、

最高裁までいった上で判決が確定すればいくらか負担は小さくなると思いますけど。

ただ万が一控訴をせずに一審判決が確定した場合、

裁判員諸氏は、

一生自分が人を殺したという自責の念に駆られると思いますよ。

直接自ら手を下したわけではありませんけどね。

 

といったところで、今日は終わり。また、あした。


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