捕れなくても、庶民には、一切関係ないもんねぇ [食べ物]
世界の三大珍味って知ってますか?
フォアグラ・トリュフ・キャビアですよね。
でもこの手の三大○○ってどういうわけだか、
1つめと2つめは誰に聞いても同じなんですけど3つめだけは決まらないんですよね。
例えば、日本三大稲荷。
京都の伏見稲荷。愛知の豊川稲荷までは、ほぼ確定です。
ただ3カ所目となると、
茨城の笠間稲荷だったり、佐賀の祐徳稲荷だったりといった具合です。
日本三大ガッカリもそうらしいです。
あたしは、札幌の時計台。高知のはりまや橋。
那覇の守礼門だと聞いているんですけど、別のところが入るパターンもあるそうです。
ホント三大○○って不思議ですよねぇ。
でも、世界の三大珍味だけは、
フォアグラ・トリュフ・キャビアで決まっているみたいです。
日本人としては、
トリュフの代わりに松茸を加えて欲しいところですが、
松茸の入る余地はなさそうです。
でもその三大珍味の一つ、
キャビアが食べられなくなる可能性が出て来たんですって。
なんでも、卵のキャビアを採取するチョウザメの主要生息地であるカスピ海の沿岸5カ国が
チョウザメ類の捕獲を5年間禁止することで本合意したからなんですよ。
ちなみに沿岸5カ国とは、
アゼルバイジャン、ロシア、カザフスタン、トルクメニスタン、イランです。
チョウザメは、養殖もされてはいるんですけど、
養殖キャビアの量なんてたかが知れている上に、
全世界に出荷されるキャビアのおよそ9割がカスピ海原産なんですって。
そもそもなんでチョウザメの禁漁に踏み切ったかというと、
密漁による乱獲で絶滅の危機に瀕しているというお決まりのパターンでございます。
でも一部のチョウザメは、
ワシントン条約で国際取引が規制されているので強ちやり過ぎとも言えませんよね。
チョウザメがとりあえず5年間の禁漁に入るわけですけど、
そうなれば“黒いダイヤ”とも呼ばれている卵のキャビアは、
値段が今まで以上に高騰すること請け合いなんですってよ。
まっ、あたしら庶民にとって見れば、
チョウザメが禁漁になろうが、キャビアが食えなくなろうが、
一切の影響はございません。
だって、近所の魚屋やスーパーでキャビアなんて売ってないし、
そもそも食べる機会すらないも~ん。
同じ魚の卵でも、
イクラやタラコならたまに食べるけどキャビアなんて1回しか食べたことありません。
そんでもってその時思ったのは、
えれぇ塩辛いなぁというものでした。
たぶん、安物のキャビアだったんでしょうね。
もっとも、それっきり食べたことがないので比較のしようもありませんが……。
といったところで、今日は終わり。また、あした。
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