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ちょっかい程度で済めばいいけど [ニュース]

韓国の西方沖の延坪(ヨンピョン)島という島とその周辺の黄海水域に、

北朝鮮側から砲撃があり、50発以上が着弾、多数の民家が炎上したそうです。

そうなれば当然韓国軍は、応戦しますよね。当然です。

 

そんなわけで、南北双方で交戦状態となり韓国軍兵士2人が死亡、

兵士や住民20人が重軽傷を負ったそうです。

夕方のニュースでやっていたんですけど、

死傷者の数はまだ増えそうとのことです。

 

北からの砲撃があった時現場付近の海域では、

韓国軍が通常の射撃訓練を行っていたそうです。

この島には、韓国軍の軍事施設があるので決して、

北を挑発するような行為をしていたわけではないみたいです。

 

韓国が海の軍事境界線と定める北方限界線(NLL)付近の海域では

南北間の銃撃戦がこれまでにも起きているんですね。

今年も1月と8月に北朝鮮は、NLL付近の黄海上で砲撃をやっています。

ただ民間人が被害を受けた陸地への砲撃となると、

1953年の朝鮮戦争休戦以降来初めてのことです。

 

もし北が、軍事施設を目標にした砲撃が、

何かの手違いで民間施設への誤射であるのならまだしも、

端っから標的が民間であれば韓国軍はおろか、米軍も黙っていないでしょうね。

誤射でも十二分に韓国側は黙っていませんけどね。

 

朝鮮戦争の頃とは違って、

もし休戦が破られたばあい日本も対岸の火事では済みませんよね。

軍需景気だ。ウハウハやという意味ではもちろんありません。

なんていっても、

日本はおろかハワイ辺りまで十分射程距離に入っているミサイルをお持ちですからね。

まして中途半端に軍事力をつけてしまった上に、

二代目さんの体調もすぐれないとなれば……。

 

でも今回の北からの射撃は、

いつものちょっかい程度のことだと思うんですよね。

ただし、休戦以来五十数年ぶりに民間施設に砲弾が飛んでくるわ、

韓国軍側に死者は出すわでやり過ぎの感もありますけどね。

 

でも北朝鮮としては、

本気で韓国と再び戦禍をまみえるつもりはないと思います。

アメリカを六カ国協議のテーブルに着かせるためのいつもの戦術でしょうね。

たださすがに今回は、やり過ぎです。

下手をすれば、アメリカを本気で怒らしてしまって、

引くに引けない状況に陥るリスクもありますよね。

 

そうなれば休戦協定が破られ、

半島で再び戦争が始まる可能性もあります。

けど北の擁護者でもあったソ連は崩壊し、

中共もかつてのようにアメリカと敵対するつもりもないでしょ。

どちらかといえば、つまらんからさっさとヤメロと言うか、

北朝鮮に傀儡国を樹立させるかのどちらかでしょうね。

前者の方が対米感情としてはよろしいかと思われます。

 

まっいずれにしろ、

今回の応戦が戦争にまで発展するかわかりませんけど、

万が一の事態に備えて韓国への不急不要の旅行は避けた方がよさそうですよね。

だって、戦争状態に入ったら、

日本へ帰れるかどうかわかりませんからね。

 

といったところで、今日は終わり。また、あした。


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