人騒がせも甚だしいね [ニュース]
静岡県伊豆市で、何とも人を食ったような事件が発生したそうです。
ズバリ言います。その事件は、コロシです![[がく～（落胆した顔）]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/142.gif){kind=small}
。被害者は、人形。
つまり、人形殺人事件です。
とはいっても、別に金田一耕助事件簿に出てくるようなおっかない事件ではありません。
発見者が遺体のようなものを見つけたと通報があったので、
県警が検視をしたところ実に精巧に出来た人形だったという悪質なイタズラだったんですけどね。
問題の人形は緑色の寝袋に包まれている状態で、
道路脇の約５メートル下の山林に捨てられていたそうです。
さらに頭髪のみが出ており、頭と胴体と足首あたりはひもでしばられていたんですって。
重さ約３０㎏で寝袋の上からふれたところ弾力もあったそうです。
重さを別にすれば、どう考えてもヒトですよね。
事実県警は、とりあえず死体遺棄事件として捜査を始め、報道発表までしていたそうです。
その後所轄署で検視をしたところ、仏様ではなく人形だったとわかったんですって。
別荘地の道路脇で死体発見となれば、
かなりの確率で殺人事件でしょうから本部の方からも捜査員が急行し、
鑑識さんも活動をしていたそうです。
その後改めて、記者会見となる予定だったのが……。
この行為に対して、県警は非常に怒っているみたいです。
太陽にほえろ！じゃないですけど、
コロシの一報を聞いて刑事さんたちが駆けつけたところ仏は人形だったとなればねぇ。
所轄では、容疑を殺人・死体遺棄から偽計業務妨害に切り替えて捜査をしているそうです。
これは、あくまでも小説なんですけど、
高木彬光さんの小説に“人形はなぜ殺される”という作品があります。
この作品では、最初にマネキンが列車に轢かれたんですけど、
そのすぐあと実際人が轢殺されるという事件が作中に書かれています。
人形が殺されたあと、実際に人が殺されるという事件は、
十津川警部シリーズでおなじみ西村京太郎さんも短編を書かれています。
興味のある方はどうぞ。
この伊豆の事件が小説のようにならないことをせつに願います。
といったところで、今日は終わり。また、あした。
神様の使いだぞ！この罰当たりめが！ [ニュース]
え～昨日も書きましたけれど、毎日厳しい残暑ですねぇ。
今日都心では、３５度以上の猛暑日を記録したそうです。
プロ野球界もオリンピックの裏で少しだけ熱くなってきたというか、
スポーツ新聞が何とか盛り上げようとしています。
セ・リーグの２位巨人と首位阪神のゲーム差が８ゲームに縮まったんですよね。
来週巨人は、ドームで首位攻防２連戦があるんですけど、
もしもココで巨人が連勝すると阪神に黄色信号が点くなんて書いてあったんですよ。
でも２連勝したところで、６ゲームも離れているんですよ。
あたし巨人ファンですけど、
６ゲームも離されていながら優勝の２文字を思い浮かべるほど甘ちゃんではありません。
だって、巨人６連勝。阪神６連敗でようやくゲーム差なしにしかならないんですよ。
今度の試合で巨人が連勝した場合、
３乃至４ゲームくらいならひょっとしたらひょっとするかなとは思いますけど、
連勝したところで６ゲームですから。まして、巨人のすぐ上に首位がいるわけですよ。
昨シーズン終盤のような事が起こらないとは限りませんけど、
２年連続で同じようなことは起こらないと思います。
でも、今年こそはクライマックス・シリーズを勝ち抜いて、
６年ぶり２１回目の日本一の栄冠を奪回して欲しいものですね。
話しは変わりますけど、
２年後に平城遷都１３００年を迎える奈良でシカを虐待するという事件が起こったそうです。
奈良公園のシカって言わずと知れた国の天然記念物であり、
神様の使いって言われていますよね。
なんだお前って顔をしています（０４年６月奈良公園にて）
見つかった奈良公園のシカは、
オスで右肩に鉄製の漁具・ヤスが突き刺さっていて、
深さ約２センチの傷が３カ所で、計６針縫うものだったそうです。
奈良公園のシカは、国の天然記念物なので、
通常動物が虐待をされた場合の動物愛護法違反や器物損壊ではなく、
文化財保護法違反で奈良県警では捜査をしているそうです。
何が楽しくてシカにこんなことをするのかわかりませんけど、
奈良公園にいるシカがコヤツに何か悪いことをしたんですかね？
確かに、シカせんべいをやると結構スゴイ勢いでねだりに来てちょっとおっかないときもありますけど、
こっちがシカの嫌がることをしない限りシカが攻撃をしてくることはありません。
ちなみにシカに対するこういった被害は、初めてではないそうです。
０３年７月に雄ジカの肩にボーガンの矢が刺さっていたという事件も起きているそうです。
まったく何を考えているんですかね？
こういうヤツは、天罰を喰らうべきでしょう。この、罰当たりが！
といったところで今日は終わり。また、あした。
どこにでもいるのね [ニュース]
中国政府は、四川省で起きた大地震による死者は、
推計５万人を超えると発表をしたそうです。
この地震のエネルギーは、阪神大震災のマグニチュード７．３を上回る
マグニチュード７．８です。
数字の上では、わずか０．５しか差がありませんけど、
そのパワーの差は、３０倍ですって。
神戸の地震もとんでもないって思ったんですけど、その３０倍の大地震ですから。
何とも言えないですよね。
それでですね、この地震で火事場泥棒じゃないですけど、
悪いやつが動き出したそうですよ。
どんな悪い奴らかというとですね、詐欺師です。
その手口は、被災者を装って、
“お父さん、お母さん、地震で入院した。医療費が緊急に必要だから送って”と、
金額と銀行口座を指定したメッセージを携帯電話で送ったり、
寄付を呼び掛ける偽のウェブサイトを立ち上げたりするというものですって。
典型的な手口ではあるんですけど、中国の公安省も、何の対策も取っていないわけではなく、
寄付は公的機関を通じて行うよう警告を発すると同時に、
地震を利用したこうした詐欺が今後も発生する可能性があるとみて、
各地の公安当局に取り締まりの徹底を指示したそうです。
ちなみにもう既に、詐欺をおこなっていた数人を摘発したそうです。
しかし、世界中どこへ行っても悪いやつは同じようなことを考えるんですねぇ。
日本の振り込め詐欺もそうですけど、
肉親が窮地に陥っているのを助けようとする親心に付け入るという
人として一番やってはいけない詐欺ですよね。
タレントのＴ田Ｊ次さんもよく、
“心がない”なんて言われていますけど、あの人のは芸風ですからね。
あのおじさんは、絶対にこういったことはしませんよね。
寄付金詐欺といえば、日本でもありましたよね。
街角で募金を募ったものの、それをポッポしちゃって、
詐欺だか横領だかで捕まったヤツがいましたよね。
街角で募金を募っている人たちがみんなそうだとは言いませんけど、
こういった被災地への寄付や募金は、
赤十字みたいにちゃんとした機関を通じて行うのがベターだと思いますよ。
だって、せっかくの善意がポッポされたら堪らないじゃないですか。ねぇ。
といったところで、今日は終わり。また、あした。
フジテレビ。ピ～ンチ [ニュース]
誰が、なんのために [ニュース]
今日は、建国記念の日で祝日でしたね。
３連休だったという方もおられるかと思いますが、
お隣韓国や台湾なども旧正月（春節）で連休だったそうです。
その連休最終日にあたる昨日１０日夜、
韓国の国宝第１号ソウル市の崇礼門が不審火で全焼、崩壊してしまったそうです。
あたしら日本人には、南大門という名前の方がわかり良いと思います。
ソウルの南大門は、今から６００年以上前の朝鮮王朝時代の１３９８年に
都の城門として建てられて以来、
数々の戦火をも耐え抜いてソウルを見守り続けていたそうです。
この南大門の消失は、ソウル市民はもとより韓国の国民に強い衝撃を与えたそうです。
消防当局もポンプ車、はしご車など３２台を出動させて消火に当たり、
一時はほぼ鎮火したみたいだったんですね。
でも、実際には完全鎮火には至っておず、屋根に残っていた火が楼閣に燃え広がり、
門全体が炎と白煙に包まれ午前１時過ぎには、屋根の一部が崩壊。
その１時間後の午前２時には、楼閣部分も崩れ落ちてしまったそうです。
この南大門、２００６年春に門の下の通路が一般に開放されたそうです。
でも楼閣部分は、一般開放せず立入禁止だったそうです。
ただ、夜８時以降は無人警備システムがあるだけで、
無断立ち入りをチェックする体制は取られていなかったそうです。
つまり、その気になれば入り込むことは可能だったわけです。
もちろん、システムが不審者を認識すれば警察なり警備員が飛んでくるんでしょうけど、
それまでに立ち去られてしまえば手も足も出せないわけです。
たとえ警察に捕まったとしても、
軽犯罪法で罰金２万Ｗ（約２０００円）をとられておしまいなんですって。
もしコレが日本だったら、住居不法侵入罪に該当しますから
３年以下の懲役または５０万円以下の罰金を科せられます。
ちなみに火災によって焼失してしまった南大門ですけど、
２～３年という時間と費用はかかりますが復元は出来るそうです。
ただ、復元が出来たとしてもそれはあくまでもレプリカです。
つまり、貴重な国宝を失ったという事実は消えませんし、
財産被害額だけでは計れない有形・無形の膨大な被害というのも残ります。
不審火による国宝の消失って金閣寺がそうですよね。
金閣は、三島由紀夫の小説にも書かれましたけど、坊さんが火を放ったんですよね。
その後、再建され現在に至るわけですけど、
あたし個人としてはやっぱり足利義満が建てた当時の金閣を見てみたかったですね。
銀閣は、足利義政が建てた当時の姿で残っていますけど。
ソウルというか韓国の象徴的存在だった南大門の今回の消失って、
金閣が消失したときに日本人が受けた衝撃以上のものだったでしょうね。
あたしも今年、韓国へ行きたいなって思っていたので南大門の消失はショックですね。
そうそう夕方のニュースでやっていたのですけど、
南大門の火災現場を調べていた消防がライター２個を見つけたそうです。
また、はしごも現場から発見されていますし、５０歳代くらいの男が楼閣に登り、
立ち去った後に出火したとの目撃情報もあるので放火だったんでしょう。
でも放火だったとし、なんのために南大門に火を放ったんですかね？
といったところで、今日は終わり。また、あした。
～２／１２追記～
韓国の警察当局は、１１日夜放火容疑で６９歳の男を逮捕し、
男も放火した事実を認めたそうです。
人の家に入るときは断ろうね [ニュース]
今日午前７時３０分から約３分間、
ロシア空軍のＴｕ－９５爆撃機が日本の領空を侵犯したそうです。
場所は、八丈島の南３７１キロの地点だったそうです。
ロシア側はですね、
爆撃機は公海上の飛行に関する国際法規を厳格に守って予定通り任務を遂行しており、
他国の国境を侵してはいないと言っているそうですけど、
口が裂けても領空侵犯をしたなんて言えませんよね。
言ったら最後、確実に国際問題へと発展しますから。
特に、日ロ間には、北方領土問題などがあるので、
領空侵犯の事実を認めてしまうとこの問題でロシア側に不利に働きますからね。
領空侵犯の可能性があった時点で航空自衛隊は、
千歳、三沢、百里の各基地からＦ１５戦闘機など２２機と浜松基地から空中警戒管制機（ＡＷＡＣＳ）、
三沢基地からＥ２Ｃ早期警戒機を各１機緊急発進させました。
いわゆる、スクランブル発進っていうやつです。
これらの戦闘機から英語とロシア語で“領空に近づいている”と通告し、
さらに領空侵犯中は“領空侵犯しているから出るように”と警告したそうです。
でも、ロシア機は応答せずに、太平洋上を北へ向かいサハリン方面へ飛んでいったそうです。
今日飛んできたロシア空軍機は、
サハリン（樺太）南方から北海道東部を経て太平洋を南下し、
伊豆諸島上空を領空侵犯後、同じルートをロシア方面に戻ったそうです。
この飛行ルートは、冷戦当時、
日本の防空体制を探るため太平洋を南下した“東京急行（東急電鉄とは一切関係ありません）”
と呼ばれるルートに酷似しているそうです。
旧ソ連が崩壊したとはいえ、そういった偵察のためのルートは残っているわけですし、
冷戦終結後も日本の領空侵犯をした飛行機はロシア機が一番多いそうです。
この領空侵犯に対しては、
防衛省は外務省を通して在日ロシア大使館へ厳重な抗議をしたそうです。
その抗議の答えが、領空侵犯はしていないというものです。
これがもし、逆のケースだったらどうでしたかね。
つまり、航空自衛隊の戦闘機が千島列島やサハリン近くのロシアの領空へ
間違って入ってしまったとしたら。
おそらく、ロシア空軍はスクランブル発進の後ミサイルをぶっ放して来るんじゃないですかね。
一応、警告は発すると思いますけど……。
ただ、ソ連時代に航路をはずれて誤って領空侵犯をしてしまった、
大韓航空機（もちろん民間機です）を撃墜したという過去があるので
無警告で撃墜されるかもしれません……。
領空侵犯をされた場合、強制着陸をされるほか撃墜するという選択肢があるので……。
ちなみに今回のケースもそうですけど、日本が領空侵犯をされた場合は、
レーダーなどで領空侵犯のおそれ（事実）を確認し、スクランブル発進。
自衛隊であることを名乗った上で、警告。無視された場合、警告射撃となっているそうです。
もっとも自衛隊機が警告射撃をしたのは、今のところ１回だけだそうです。
冷戦時代の昭和６２年１２月にソ連機が沖縄上空を領空侵犯したため、
警告を発したにもかかわらず無視したために警告射撃をしたそうです。
これだけが唯一（今のところ）自衛隊が他国の兵器に対し実弾射撃をしたケースです。
皆さんも人の家にはいるときは、ちゃんと断ってから入りましょうね。
だって、他人の家に勝手に入ったら住居不法侵入で捕まるでしょ。
国と国との関係も同じです。勝手に人のウチに入るのは反則です。
といったところで、今日は終わり。また、あした。
ああ。怒らせちゃった [ニュース]
東京都の石原慎太郎知事が激怒しているそうです。
それというのは、地方自治体の税収格差を是正するため、
政府・与党が進める地方法人２税のうち法人事業税の配分見直しをめぐり、
一部で「都の合意」が伝えられたことに関してです。
新聞などで報道されているとおり、
来年度から東京都が徴収した法人事業税の中から３０００億円を
他の自治体へ移すというやつが原因です。
つまり、東京都は儲かっているんだから、
他の自治体へその儲けを分けてやれというわけです。
こういった動きに対して石原都知事は、
“働きの悪い親が子供の小遣いをかっぱらうみたいなもの”と激怒し、
副知事ら最高幹部を執務室に呼び、国との“徹底抗戦”を改めて確認したそうです。
また今日開会した都議会での所信表明演説でも、
“『地方自治の死』であり、『日本の死』を招く”と厳しく批判し、
“（再配分について）国と合意したとの報道があるが、そんな話はまったくない”
と強く否定したそうです。
でもね、水面下で総務省幹部と自民党有力都議が石原知事の合意なく、
地方法人２税をいじらない方法で、
東京から地方への配分に関する議論を続けているそうなんですが、
これを総務省に進言したのって官僚ではない気がするんですよね。
確か、似たようなことを
石原さんの肝煎りで副知事に就任した人が言っていたんですよね。
道路公団民営化委員でだったあの人ですよ。
しかし、何ですか。
三位一体改革なんていって国が地方へ配分する地方交付税交付金などを減らしたり、
所得税などの税源を地方自治体に移譲したかわりに、
税収などが不足するところには、
東京都が徴収した地方税を国が召し上げた上それを配るって事ですか？
それじゃあ意味ないじゃないですよね。
それに何で、東京都だけなんですかね？
世界のトヨタを県内に擁する愛知県や大阪府からは徴収しないんですかね。
それに東京都ってけっして儲かっているわけではないんですよね。
少し前まで財政再建団体転落寸前だったんですから。
都営地下鉄だって今年度開業以来初めて単年度黒字を計上に出来る見込みだとはいえ、
累積赤字は膨大だし、先々代の都知事がおっ建てた豪華庁舎の維持費だったかかるし、
見た目ほど都の台所事情は良くないんですよ。
だからあんまり国が無茶を言うようであれば、
そのうち東京都は、日本国から独立するなんて言いかねませんよね。
ナベツネさんの巨人は、セリーグから脱退して新リーグを造るって言うみたいにね。
冗談はさておいて、本当に来年度東京都の税収から３０００億も持って行かれたら、
再来年度からの財政再建団体転落とはならないにしても、
毎年毎年そんなことをやられた日には、転落は時間の問題ですよね。
そん何なったら恥を掻くのは国ですよね。
だって、日本の首都東京が国の搾取の結果企業でいうところの倒産である、
財政再建団体転落したら世界中の良い笑いものですよ。
ともかく、石原都知事は非常に怒っているそうです。
あの人怒るとものすご～く恐いですよね。
次男の良純さんは、しょっちゅうＴＶでキレまくっているので迫力がないですけど、
お父さんは怒ると迫力があります。
といったところで、今日は終わり。また、あした。
～１２／１１追記～
石原知事と福田総理とのトップ会談で来年度都が聴取する法人事業税の内、
３０００億を国税化し地方へ再配分をすることで合意したそうです。
また、愛知県と大阪府も２府県合わせて４０００億が同様に
地方への再配分されることも決まったそうです。
ただこの措置は、０８年度のみの暫定措置であって、０９年度以降は、
消費税の地方税分の割合を増やすなどの対策を取って
３都府県税収が減った分を補う予定だそうです。
スゴイねぇ [ニュース]
かつてビルマと呼ばれていた国、
ミャンマーでお坊さん達主導による大規模な反政府デモがここのところ行われています。
デモが行われているのは、ミャンマー最大の都市ヤンゴンです。
そうそう、あたし前に書いたと思いますが、ミャンマーの首都はヤンゴンではありません。
ネビドというのが今の首都です。
元々このデモは、燃料の公定価格引き上げに端を発したものなんですが、
６日連続で行われているうちに、沿道の市民らも積極的に合流し、
反軍政を唱える姿が目立ち始めているそうです。昨日のデモでは、２万人が参加したそうです。
このデモでミャンマー政府が最も懸念したことは、僧侶と市民の合流なんですね。
でもそれが、昨日のデモで現実のものとなりつつあるそうです。
さらに、ミャンマー国内のデモはヤンゴンだけではなく、
同国第２の都市マンダレーという所でも２２日に行われたそうです。
政府としては、もうこれ以上デモが起こらないようにしたいわけなんですが、
下手に強硬手段に及んだ場合その反発はもう手に負えなくなってしまう可能性が大きいそうです。
このデモが民衆だけならかなり早い時期に鎮圧をはかったんでしょうけど、
お坊さん達が始めたデモなので事は簡単に行かないんですね。
ミャンマーという国は、仏教国です。そして、僧侶の地位が日本と比べるともの凄く高く、
尊敬を受けているそうです。
それ故に、下手に手出しをしようものなら民衆の反発を喰らうこと間違いなしです。
ちなみに日本も（基本的に）仏教国ですが、日本の僧侶はそれほど地位が高いとは思えません。
どちらかといえば、○○○○に走っている坊さんが多いような気がします。
話しを、ミャンマーのデモに戻しますね。
今後デモや民主化運動がどうなるかは、全仏教僧の指導的立場にある高僧の対応次第のようです。
もし、高僧が反政府の立場を打ち出し、民主化するように働きかけた場合、
ミャンマーの軍事政権は苦しい立場に追い込まれるんじゃないですかね。
そして、もしも軍政が倒れたとすると、国の名前も昔の名前に戻るんですかね？
ほら、ソ連崩壊でレニングラードがサンクトペテルブルクへと戻ったみたいに、
国名のミャンマーがビルマへ。首都もヤンゴンへと戻るんですかね。
そして、軍事政府によって自宅軟禁中の
アウン・サン・スー・チーさんも軟禁を解かれるでしょう。
今後、ミャンマーがどうなるかちょっと注目ですね。
といったところで、今日は終わり。また、あした。
処分するには惜しい量です [ニュース]
大阪府警が摘発した象牙の処分を巡り、経済産業省が頭を悩ませているそうです。
いつ摘発した事件かは書いてなかったのですが、
何でも象牙の密輸事件を摘発したは良いもののその押収量が過去最多のおよそ３トン。
象さん１００頭分の象牙なんですって。
そもそも象牙は、ワシントン条約で商取引が禁止されているので、
こうした密輸品は、同条約に基づいて焼却処分にされることが多いそうなんです。
でもねぇ。さすがに３トンもの象牙を灰にしちゃうのももったいないですよね。
確かに、条約上は、研究用として学術研究機関に提供するか、
原産国が特定できれば返却するという焼却処分以外の処理方法もあるんです。
でも、原産国の特定が難しいこともあって灰にしてしまう場合が多いそうです。
この処理を巡ってやはり経産省内からも
“この大量の象牙を灰にするのはもったいない”との声が上がったそうです。
なので、同省は近く、ジュネーブの同条約事務局と異例の協議を行う方針を決めたそうです。
ただし、“象牙の処理については国際的な批判を招かないよう、
慎重に検討を進める必要がある”とのコメントも出しました。
象さん１００頭分の象牙なんですが、摘発したのは大阪府警ですが、
押収は大阪税関が行ったので判決が確定するまでは税関施設に保管しているそうです。
裁判が終わり、判決が確定すると、経産省が検察庁から引き取るそうです。
でもおそらく、ブツそのものは処分の方法が決まるまでは、税関の倉庫にしまってありそうですね。
しかし押収した密輸象牙なので、民間へ払い下げるのも難しいですよねぇ。
だって、犯罪の証拠ですから。
かといって、研究期間へ提供するにしても量が多すぎちゃいますよね。だって、３トンですよ。
そりゃ提供することが決定した場合、
１つの機関だけではなくて複数の研究機関へ提供するんでしょうけど。
そうなると残った象牙は、処分？あ～、やっぱりもったいない。
印鑑にしろ。ピアノの鍵盤にしろ。三味線のバチにしろ象牙が一番良いんですよね。
だからできるものならば、研究機関へ提供した残りを、
そういった製品へと生まれ変わらせたいですよねぇ。だって、貴重な象牙ですもん。
とにもかくにも、ワシントン条約の事務局がどういった判断を下すか気になるところですね。
といったところで、今日は終わり。また、あした。
あなたの血、サラサラですか？それとも…… [ニュース]
しかし世の中いろんなことを考えるやつがいるもんですね。
代表的な例が、振り込め（オレオレ）詐欺ですが、
サギではないんですが健康番組を見てヒントを得たのでしょう。
“ドロドロ血商法”という新手の商売があるそうです。
このドロドロ血商法は、採血をしたうえで、
“あなたの血液は、いわゆる血液ドロドロ状態にあるので、
この健康器具を買えばサラサラになりますよ”と言って、高額な健康器具を売るというものだそうです。
ドロドロ血商法で、警視庁が千代田区内の医療サービス会社を家宅捜索したそうです。
捜索容疑は、医師や看護師の資格のない者に採血をさせたという医師法違反です。
本来であれば、消費者契約法あたりで捜索をしたかったのかもしれませんが、
医師法違反での強制捜査です。
何でもこの会社、
都内の富裕層の高齢者を対象に電話で“無料で血液検査する”などと持ちかけてた上で、
資格のない同社の営業スタッフが採血をしたそうです。
その後は、テレビでも割とおなじみの血液の拡大映像を見せた上で、
“血がドロドロなので、マッサージや鍼灸を受けられる会員になりなさい”などと勧誘をしたそうです。
入会した人は、入会金として１００万円をとられた上に、
コースに応じて３０～１５０万円の費用を支払ったそうです。
入会者の数は、およそ１６００人くらいとのことなんですって。
また、“心身ともに安心できる生活環境につながる”と中国への資産運用も持ち掛け、
上の費用に加えて１人につき千数百万～３０００万円超を集めたそうです。
こちらは、約１割の人が投資したそうです。
このインチキ？商法の元になった、
血液がサラサラだのドロドロというのは、医学的根拠は全くないそうです。
また、血液ドロドロ＝高脂血症ではないそうです。
なんかそんなイメージがありますけれど、全く関係がないそうです。
この血液サラサラ／ドロドロというのって、血液が酸性／アルカリ性と似てますよね。
肉ばっかり食べると血液が酸性に傾くとなんていうのが昔ありましたけれど、
人間の血液が酸性になるというのは食生活を変えたところでまずないそうです。
普通は、弱アルカリ性を示しているそうです。
なので、もしも血液が酸性になっていたらそれは、病気なんです。
話しを、ドロドロ血商法の会社が家宅捜索をされたというのに戻しますね。
警視庁は、健康不安を告げる手口に問題があるということと、１人あたりの出資額が大きいとして
医師法違反の裏付けと新手の商法の解明を急いでいるそうです。
テレビの健康番組（平日お昼になっているあの番組です）で、
何とかは身体に良いと番組で取り上げたその日からスーパーの店頭から
その食材がなくなったりする程度ならかわいいものですよ。
それに、金額だって大したことはありません。
でも、この会社のように大金をせしめるようなやりかただとやっぱりマズいですよね。
健康番組が捏造をするのも困りものですがね。
といったところで、今日は終わり。また、あした。
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